業務スーパーで販売された中国産「冷凍 千切りピーマン」から基準値を超える残留農薬が検出され、西日本の一部地域で約4万5000個が販売されたことを受け、同商品が自主回収の対象となっています。 ざっくりPOINT 日本旅行 対象商品は「冷凍 千切りピーマン」(500g) 検出された農薬はエトキサゾール 商品の回収を呼びかけ 業務スーパーの中国産「冷凍ピーマン」から基準値超え残留農薬 4万5000個余り販売 基準値を超える残留農薬が検出されました。 回収の対象は「業務スーパー」で販売された中国産「冷凍 千切りピーマン」のうち、賞味期限が2027年3月7日と3月22日のものです。 消費者庁によると、西日本の一部地域で4万5000個余りが販売されました。 商品が手元にある場合は「お客様相談室」に連絡するか、送料着払いで商品を送ってほしいと呼びかけています。 業務スーパー 「検出された値はごく微量であり、健康被害の可能性は極めて低いと考えられます」 (「グッド!モーニング」2025年6月3日放送分より) https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000429707.html 輸入食品の安全性と検査体制の課題 今回の事案は、輸入食品の安全性と検査体制の課題を浮き彫りにしています。 エトキサゾールはダニ類に効果のある殺虫剤で、日本では使用が認められているものの、食品衛生法で定められた基準値を超える残留が確認された場合、健康被害の有無にかかわらず回収措置が取られます。 神戸物産は「体重55kgの成人が1日約146.6袋を毎日食べても健康に影響がない水準」と説明していますが、消費者の不安を払拭するには至っていません。 また、同社は「冷凍大根」からも基準値を超える農薬が検出されたとして、約2万個の回収を発表しており、輸入食品の検査体制の強化が求められています。 消費者の信頼回復と再発防止への取り組み 食品の安全性は消費者の信頼を支える基盤です。
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