カムチャツカ半島付近で発生したマグニチュード8.0の地震により、気象庁は太平洋側を中心に津波注意報を発表しました。
ざっくりPOINT
最大1メートルの津波が午前10時以降に到達見込み
北海道から九州にかけての広範囲に注意報
気象庁は10時10分から記者会見を予定
報道の詳細
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カムチャツカ半島付近で発生したマグニチュード8.0の地震により、気象庁は太平洋側を中心に津波注意報を発表しました。
ざっくりPOINT
最大1メートルの津波が午前10時以降に到達見込み
北海道から九州にかけての広範囲に注意報
気象庁は10時10分から記者会見を予定
報道の詳細
【津波の威力】
カムチャッカ半島で地震 太平洋沿岸に津波注意報高さ30~40cm程度の津波でも、足をすくわれる危険があります
海や川から離れてください
※身長160cmの女性と171cmの男性が
津波の威力を体験した時の映像です▼アベマニュース では、最新情報を随時放送https://t.co/3pVi5xmsBD pic.twitter.com/TBEsD7MbDa
— ABEMAニュース (@News_ABEMA) July 30, 2025
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【速報】太平洋側中心に津波注意報…カムチャツカ半島付近でM8.0の地震
気象庁によると7月30日午前8時25分、カムチャツカ半島付近でマグニチュード8.0の地震がありました。震源の深さは不明です。
一方アメリカの地質研究所は今回の地震の規模について、当初マグニチュード8.0としていましたが、その後マグニチュード8.7と修正しています。
この地震を受けて気象庁は、北海道・東北・茨城・千葉九十九里・外房・小笠原諸島・静岡県・三重県南部・和歌山県・宮崎県に津波注意報を出しました。
津波到達予想時刻は午前10時以降で津波の高さは最大1メールと予想されています。
気象庁は10時10分から会見する。
また、釧路中南部、根室北部、 根室中部で震度2を観測しました。
震度1を観測したのは以下の地域です。
渡島東部(おしまとうぶ) 空知南部(そらちなんぶ) 胆振中東部(いぶりちゅうとうぶ) 日高中部(ひだかちゅうぶ) 十勝中部(とかちちゅうぶ) 根室南部(ねむろなんぶ) 青森津軽北部(あおもりつがるほくぶ) 青森三八上北(あおもりさんぱちかみきた) 青森下北(あおもりしもきた) 岩手内陸北部(いわてないりくほくぶ) 宮城北部(みやぎほくぶ) 宮城南部(みやぎなんぶ) 山形村山(やまがたむらやま) 山梨東部・富士五湖(やまなしとうぶふじごこ) 長野中部(ながのちゅうぶ) 岐阜美濃中西部(ぎふみのちゅうせいぶ) 鳥取中部(とっとりちゅうぶ) 岡山北部(おかやまほくぶ) 佐賀南部(さがなんぶ) 鹿児島大隅(かごしまおおすみ)。
(※午前9時56分追記)
気象庁は午前9時42分、北海道から和歌山県にかけての太平洋沿岸部に津波警報を発表しました。海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。
津波の到達時刻は午前10時から11時ごろ、最大予想は3メートルとしています。
発表されている地域では海の中や沿岸付近は危険です。
海の中にいる人はただちに海から上がって沿岸から離れてください。
場所によっては津波の高さが「予想される津波の高さ」より高くなる可能性があります。
気象庁によりますと、震源地はロシアの極東カムチャツカ半島付近で地震の規模を示すマグニチュードは8.7と推定されます。
津波警報が出ている北海道太平洋沿岸東部 、北海道太平洋沿岸中部は、今後予想される最大波の高さ、3メートル、第1波到達予想時刻、午前10時00分です。
北海道太平洋沿岸西部、青森県太平洋沿岸、岩手県、茨城県などは、今後予想される最大波の高さ、3メートル、第1波到達予想時刻、午前10時30分です。
福島県、千葉県内房、伊豆諸島、相模湾・三浦半島は、今後予想される最大波の高さ、3メートル、第1波到達予想時刻、午前11時00分です。
小笠原諸島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県は、今後予想される最大波の高さ、3メートル、第1波到達予想時刻、午前11時30分です。
(※午前10時9分追記)
ロイター通信はロシアの現地当局者の話として、カムチャツカ半島の一部で高さ3メートルから4メートルの津波が観測されたと伝えています。
https://news.livedoor.com/article/detail/29266450/
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津波注意報の発表時、取るべき行動とは
津波注意報は、津波による被害が出る可能性がある場合に発表されます。注意報は警報ほどの緊急性はありませんが、最大で1メートル程度の津波でも漁港や沿岸施設には被害が及ぶ可能性があるため、軽視することはできません。特に海岸付近にいる人は、海には近づかず、速やかに安全な高台へ移動することが求められます。
津波は第1波が到達した後も、数時間にわたって繰り返し押し寄せるケースがあります。最初の波が小さくても、後の波で被害が拡大する例も多いため、警報や注意報が解除されるまでは油断せず警戒を続けることが重要です。
また、今回の地震は日本国内では震度2程度と比較的小さな揺れでしたが、震源地が遠く離れたカムチャツカ半島沖であったため、津波のリスクが高まりました。遠地地震による津波は、揺れをほとんど感じないため被害を見落としがちですが、情報に即応して避難を開始する意識が求められます。
今後も気象庁の発表に注意を払い、海岸付近では慎重な行動をとることが、被害を最小限に抑える鍵となります。
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