岸田文雄前首相や菅義偉元首相らが、石破茂首相に対し参院選の敗北を踏まえ進退を明確にするよう求めたことが明らかになりました。 ざっくりPOINT 麻生氏が石破首相に選挙敗北の責任を強く追及 岸田氏は党内結束維持のためシナリオ提示を要求 菅氏は党の分裂リスクに強い危機感 報道の詳細 過去の総裁交代と重なる党内圧力 自民党内で首相経験者らが現職総理に進退を迫る動きは、過去にも見られます。 2021年には当時の菅義偉首相が党内支持を失い、総裁選を前に辞任に追い込まれました。 今回の石破茂首相に対する圧力も、同様に選挙結果を契機としたものであり、総裁選の前倒しやリコール運動といった動きが強まれば、政権の安定は一層厳しくなるとみられます。 石破政権の行方に注目集まる 参院選の敗北を機に、自民党内の対立が表面化しつつあります。 麻生氏や岸田氏、菅氏といった党内実力者が石破首相に辞任を迫る姿勢を強めれば、党の結束が揺らぎかねません。 石破首相は続投の意向を示していますが、今後の展開次第では、党内の力学によって辞任や総裁選前倒しが現実味を帯びてくる可能性もあります。 ========================================= <独自>麻生氏「石破自民では選挙勝てない」首相に進退迫る 岸田氏同調、菅氏分裂危機感 石破茂首相(自民党総裁)と麻生太郎最高顧問ら首相経験者3人の党本部での会談で、参院選の大敗を踏まえ、首相経験者側が首相の出処進退を明確にするよう求めていたことが分かった。23日、自民重鎮が明らかにした。会談で麻生氏は「石破自民党では選挙に勝てないことが明らかになった。対応をすべきだ」と迫ったという。 【写真】自民ポスターの石破首相の顔写真、候補者のビラで隠される 首相は会談後、記者団に「私の出処進退について一切話は出ていない」と語っていた。 首相は同日、麻生氏のほか、岸田文雄前首相、菅義偉元首相の3人と森山裕幹事長を交えて会談し、今後の政権運営を巡り協議した。首相は会談後、改めて続投に意欲を示したが、会談では麻生氏が首相に対して選挙結果を受けた早急な対応を求めた。 また、岸田氏は首相が参院選総括に意欲を示したのに対し、「選挙の検証も大事だが、その後のシナリオも明らかにすべきだ。そうでなければ党内はもたない」と訴えた。 菅氏は首相の辞任を求める複数の自民議員が、総裁選を前倒しして実施する「リコール」や、両院議員総会の開催に向けた署名集めを実施していることを踏まえ、党の分裂に強い危機感を示したという。 https://news.yahoo.co.jp/articles/4a79bdd8adc4911dd2d0283b8fa67612fd56e591 岸田でも小泉でも勝てない —
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