当事者の会・石丸志門氏がキッパリ「お金目当てです!」 性被害補償の前例に

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「ジャニーズ性加害問題当事者の会」石丸志門副代表が7日までに、Arc Times編集長の尾形聡彦氏とともにユーチューブチャンネル「Arc Times」でライブ配信を行い、2日に行われたジャニーズ事務所の会見についてさまざまな角度から語った。

この日は会見後に判明した〝NGリスト〟について切り込んだほか、改めて尾形氏から、4日にアイドルグループ「忍者」の元メンバー・志賀泰伸氏が脱退するなど〝分裂騒動〟が起きている「当事者の会」の方向性について「国際基準の救済が成されるように目指すことを表明されたと思いますが、それについてはどう思われますか?」と質問が飛んだ。

これに石丸氏は「目指すべきところは全く同じですよ」とキッパリ回答すると「別に(志賀氏が)離反したとか仲違いをしたというよりも、ここまでくると本人の問題になってくるので彼の意見は尊重したい。自分の人生に関わることなので、たとえ当事者の会といえどそこに介入することはできない」と説明し、今後も当事者の会として支援できることがあれば手助けをする関係性だと強調した。
また今後の補償については「高度なレベルの話まで持っていきたい。機械的に査定されて…ではなく、情状も含んで。それを自分たちが達成できれば、当事者の会に入っていない方々も同じように救済される1つのロールモデルになると思う」とより具体的な内容を求める方針を発表。これに尾形氏は、ジャニーズ事務所が設置した被害者救済委員会は元裁判官の弁護士3名で構成されていることをふまえ、これまでの日本国内での判例に従って〝はした金〟の補償を行う可能性を指摘する。

「そこは全く同意見でブレてません!」と賛同すると「一部から誹謗中傷で『金目当てか!』と言われることが多々ありました。あえてここで言わせていただきたいのは、お金目当てです!」と少し語気を強める石丸氏。

「そこで私たちがお金を得ないと、あとの人(自身の次に補償を受ける人)たちの値段が下げられてしまう」「性犯罪を犯すとこれだけ痛い目を見るんだ、会社が廃業になるんだという前例を作らないと」と自身が新たな〝ロールモデル〟となるべく補償問題と戦う姿勢を示し「ここで私たちが手を緩めるわけには絶対にいかない」と誓った。

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