石原良純「ばかにされているんじゃないかと」岸田政権や自民党で浮上の減税論に不信感を連発

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俳優の石原良純は9日、コメンテーターを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、岸田政権や自民党で浮上している「減税論」をめぐる動きについて「(国民が)ばかにされているのではないかという気がする」などと、強い疑問を示した。

岸田文雄首相が、物価高対策に関して「今こそ経済成長の果実を国民に還元すべき」とした上で給付措置や減税、社会保障負担の軽減に言及しているほか、自民党の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」が、消費税率を時限的に5%に引き下げるよう提言。岸田首相については「増税メガネ」など、自身に対する「増税イメージ」を気にしているといわれる。また「減税解散」の可能性も取りざたされている。

こうした流れの中、良純は、かつての衆院選で野党が減税を掲げた中でもあっても与党が勝利したことに触れながら「僕らも、税負担をしなかったら国は豊かにならないという思いを(選挙で)意思表示した。しかし(今回)与党の都合で、眼鏡がどうのこうのって話で得減税の話を持ち出していいのかなと。ばかにされているんじゃないかなと気がするんですよね」と、不信感を示した。

また、時限的な消費税率引き下げを求める議連の動きが念頭に置いてか「消費税を上げる時に、あれだけ侃々諤々(かんかんがくがく)(議論を)やって、やっと折り合いを付けた。それを、降って湧いたように『増税なんとか』とか言われるから、というようなところで、こんな話(減税)をしていいの?大丈夫なの?と。真顔で言っているの?」と、たたみかけるように疑問を訴えた。

ともに出演した経済評論家の加谷珪一氏は「当初岸田政権は大きな政府、税金も取るが幅広く所得を再分配して消費を底上げする政策に見えたが、ふたをあけてみると何をするのか分からない。あちこちで文句が出るたびにそこに対応している感じに見える」とした上で「今回の減税も、もしかしたら解散時期をめぐって、いろいろ少し追い込まれてきて観測気球をあげたのかとも見えるし、統一した戦略というものがあまり見えない」と応じた。

コーナーの最後に、司会の羽鳥慎一から「(減税は)実現するのか、それとも発言だけなのか」と水を向けられた良純は、フリップに記された「与党突然の『減税の大合唱』」というテーマに触れ「減税の大合唱って、何か、カエルがゲロゲロゲロゲロといろんなところで言っているような。誰が言っているの?どういう権限があってどういう立場の人が言っているの?本当なの?」と口にしながら「代替財源はあるの?それくらいのことくらい、僕らど素人にも分かる」と主張。最後まで納得がいかない様子だった。

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