森山裕幹事長(80)が「消費税を守ることは国民を守ること」と発言したことで、物価高に苦しむ国民や野党が強く反発し、ネット上では「老害」「徴税優先」といった批判が相次いでいます。 ざっくりPOINT 減税派との温度差さらに顕著に 政治生命を賭けた幹事長の強気ポーズ ネット世論との深まる乖離 「消費税を守る」発言が示す政治のズレ 森山裕幹事長は6月14日、鹿児島市内での講演において「消費税は社会保障の柱であり、守ることが国民を守ることにつながる」と述べました。 この発言は、政府・与党が物価高騰の中でも減税を否定し、財源の安定確保を重視している姿勢を象徴しています。 一方で、野党やネット上の多くの市民は「国民の生活が苦しい今こそ、減税すべき」と主張しており、政治と市民の感覚の乖離が浮き彫りになっています。 特にXでは、「消費税より国民を守れ」というポストが急増し、若年層を中心に強い反発が見られます。 原口一博議員なども厳しく批判しており、参院選を前にこの議論がさらに注目を集めそうです。 参院選を前に高まる緊張感 森山幹事長の発言は、消費税を社会保障の財源と位置づける自民党の基本姿勢を明確に示したものであり、減税を求める声を封じる意図も読み取れます。 しかし、国民の生活は依然として物価高にさらされており、「消費税を守る」という表現は多くの市民にとって共感を得られないものとなっています。 参院選を控える中、与党と野党の政策対立が一層鮮明となり、特に生活支援や減税の是非が大きな争点として浮上しています。 今後は、消費税の役割と影響について、より丁寧な説明と現実に即した政策の必要性が問われることになりそうです。 『消費税を守る』自民・森山裕幹事長の発言が波紋 「完全なる老害」「意味がわからない」ネット批判飛び交う 自民党の森山裕幹事長(80)が「消費税を守ることは国民を守ること」などと発言したことが波紋を広げている。ネット上では19日「消費税を守る」が一時トレンドワード入り。物価高による生活苦から消費税減税を求める声も多い中での発言に「完全なる老害」「国民を守るのではなく税金を守る自民党」など批判が相次いでいる。 ◆小泉進次郎議員の背後に映り込むのは【写真】 NHKによると、森山幹事長は14日、鹿児島市内で講演し、消費税は社会保障の重要な財源になっているとして「消費税を守ることが国民を守ることにつながる。政治生命をかけて維持していく」と述べ、引き下げに否定的な考えを重ねて示したという。 立憲民主党の原口一博衆院議員(65)は19日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「消費税を続けることは、国民を貧しくし、日本国を衰退させること」と反論し「消費税を守ることが国民を守ることなどというのは、あり得ない。そんなものに政治生命かけられたのではたまらない」と記した。別の投稿でも「『消費税を守る事は国民を守る事。』(自民党森山幹事長)正反対の事を言っている。消費税の本質を全く理解していない危険過ぎる姿勢ではないか」と注文を付けた。 ネット上では「消費税を守るの意味が分からない 消費税より国民を守ることが最優先でしょう?」「理解不能。頭の思考大丈夫かね」「今の国民にとって 一番いらないのが自民党と消費税 自民党は国民が向いている方向とは全く正反対のことばかりやる」「庶民の暮らし見えてなさすぎ」「どこまで俺たちをバカにすれば気が済むんだ」「国民の命より消費税を守ると本音を言っちゃった」「コイツの政治生命なんぞ、マジどうでもいい」「はぁ?!では、政治生命終わりですね。先生!!」「おい!老害!! さっさと消え去れ!!」といった反発の声が飛び交っている。 https://news.yahoo.co.jp/articles/3b2180c6a821c722a8252eda8d22aabdf217a241
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