先の総選挙において、中道改革連合の結党を主導しながらも大敗を喫した安住淳前共同幹事長(64)。選挙での敗北の責任についていまだ自らの口から公に語っていない同氏をめぐり、その現在の暮らしぶりが大きな注目を集めている。
政治部デスクによると、安住氏は2月8日の投開票日直前に開票センターでの記者会見をドタキャンして以降、永田町でその姿をほとんど見せていない。落選後に公の場に姿を見せたのは、2月28日に仙台市内で行われた会合後の囲み取材の一度きりだという。
大敗の責任を語らぬまま、港区の超高級マンションへ
地元宮城県内からも説明を求める声が上がる中、本人は都内の超高級マンションで静かに暮らしている。週刊新潮がその動向を捉えたのは4月某日の昼下がりであり、都内ホテルからタクシーで移動した先は、東京・港区の超一等地にそびえる瀟洒な低層マンションであった。
- 中道改革連合の安住淳前共同幹事長が先の総選挙で落選後、都内の超高級マンションに身を寄せていることが週刊新潮の報道で判明した。
- 問題の物件は港区の超一等地にあり、購入時の約2倍となる3億5000万円を下らない価値に高騰していることが分かった。
- 橋下徹氏らが政治家の資金源や資産形成の透明性について疑問を呈するなど、世論の間で大きな波紋を呼んでいる。
安住氏が起居するのは、その建物の最上階に位置する106平方メートルのメゾネットタイプの部屋である。周囲の環境や物件のスペックを含め、政治家の私生活としては極めて贅沢な空間が確保されている。

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不動産関係者によれば、このマンションが位置する土地の現在の単価は1平方メートルあたり約300万円に達する。安めに見積もっても売却価格は3億5000万円を下らないとされ、地下鉄・表参道駅から徒歩10分圏内という抜群の好条件を備えている。
さらに驚くべきは、この物件を手に入れた時期と経緯である。安住氏がこの部屋を購入したのは2019年4月で、当時は7000万円のローンを組んで約1億4000万円で購入していた。
コロナ禍以降の都心不動産市場において、外国人投資家の資金流入などが引き金となり、都市部の地価やマンション価格は急騰した。結果として、購入当時の価格から現在の価値は文字通り倍以上に跳ね上がった格好だ。
政治ジャーナリストの間では「新党結成や選挙に向けた情勢見通しは甘かったが、個人の資産形成においては抜群の先見の明があったと言わざるを得ない」といった冷ややかな声も漏れる。
「7000万円ローン」から始まった資産価値倍増の背景
この報道を受け、SNS上や政治家OBの間でも批判や疑問の声が相次いでいる。特に元大阪市長の橋下徹氏は自身のSNSで、「国会議員をやっていて、なんでこんなマンション買えるんやろ?」と疑問を呈した。
橋下氏は自身の政治家時代を振り返り、「貯金がどんどん減っていった」と吐露した上で、政治家と巨額の資産形成を巡る構造に対して厳しい視線を投げかけている。
一般の有権者やネットユーザーからも、「テレビなどで見る姿と不動産の実態にギャップを感じる」「説明責任を果たさないまま高級マンションに引きこもっているのは問題だ」といった批判的な意見が相次いで投稿されている。
中道改革連合の今後の立て直しや野党再編の動きが模索される中、中心人物であった安住氏のこうしたプライベートでの不動産高騰をめぐる話題は、政治不信に油を注ぐ格好となっている。国民の理解を得られないまま雲隠れを続ける姿勢に対し、今後さらに厳しい追及が行われるのは必至情勢だ。