島根県、江戸期の竹島資料71点を取得 「最古級の地図」発見で歴史的価値に注目

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島根県、江戸期の竹島資料71点を取得 「最古級の地図」発見で歴史的価値に注目

島根県は13日、江戸時代に描かれたとされる竹島の地図や古文書など、合計71点を新たに取得したと発表した。

今回の発表によると、取得した地図は1600年代のものとみられており、国内に残る資料の中でも「竹島を詳細に描いた最も古い地図の一つ」に数えられる可能性があるという。

概要まとめ⚡ 重要ハイライト
  • 島根県が江戸時代に描かれた竹島の地図や古文書など計71点を新たに取得
  • 昭和末期から所在不明になっていた「松島之図」など貴重な資料が含まれる
  • 県は取得した資料を含む600点超をホームページ上で新たに公開した
Report coverage: 【最古の地図】竹島で江戸期に日本人が活動

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県はこれまでにも竹島に関する多くの資料を収集・保管しており、今回の71点を加えた計600点超の関連資料を新たに県ホームページ上で一般公開した。

江戸期の日本人の活動を示す村川家古文書と貴重な地図

新たに取得された資料の内訳として、17世紀に江戸幕府から正式な渡海・営業の許可を得て竹島近海で漁業などの活動を行っていた村川家の古文書69点が、個人からの寄付によって県に託された。

さらに、竹島に隣接する鬱陵島(当時は竹島と呼ばれた)を描いた「竹島之図」と、現在の竹島を指す「松島之図」の2点については、別の個人から県が購入する形で取得した。

特に「松島之図」に関しては、昭和の末期以降長らく所在が不明になっていた経緯があり、今回発見されて公の機関に収蔵されたことは歴史的にも大きな意味を持つ。

ネット上やSNS上でもこのニュースは大きな反響を呼び、「日本人の記録の丁寧さや物持ちの良さを感じる」「大切に守り伝えていきたい民族性だ」といった声が数多く寄せられている。

一方で、「資料の収集と同時に、実効支配の継続や発信も重要である」といった現実的な視点からの意見も交わされ、関心の高さがうかがえる形となった。

歴史的な資料の記述をめぐっては、当時の人々が島々への道程や位置関係を詳細に記録していたことが読み取れると指摘する声もある。

たとえば、隠岐国からの渡海距離や島々の位置関係などが当時の古文書や絵図に克明に記されており、当時の海洋活動の具体像が浮かび上がってくる。

専門家「日本が竹島を正確に理解していた証拠」と評価

こうした歴史的発見や資料の公開について、県竹島問題研究特別顧問を務める拓殖大学の下條正男名誉教授は、専門的な見解を示している。

下條名誉教授は「これらは日本が当時から竹島を正確に理解し、活動していたことを明確に示す極めて重要な資料である」と評価している。

島根県は今後もこうした歴史的資料の収集や調査、情報公開を積極的に進めていく方針であり、国内外に向けた正確な情報発信の基盤強化を図っていく構えだ。

今回の71点の取得と公開は、歴史的真実を裏付ける客観的根拠の積み重ねとして、今後の研究や議論において大きな役割を果たしていくことになりそうだ。

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