れいわ・山本太郎氏「戦争に近づかないためにも、石破さんでしばらく繋いで頂くというのが安全策だと思います」

れいわ新選組の山本太郎代表が21日、国会内で会見を開き、石破茂首相の続投について見解を述べました。

参議院選挙の結果、自民・公明の与党は過半数を割りましたが、石破首相はその日の会見で続投の意思を明言しました。

これについて記者から問われた山本代表は、「続投しなかったら代わりに誰がなるのか」と逆に問い、「高市早苗さんや小泉進次郎さんの名前が挙がるが、それでは“きな臭く”なる」と述べ、首相交代には否定的な見解を示しました。

山本代表は「経済政策としてはかなりいけていないけれど、石破さんでしばらく繫ぐというのは安全策かなと思います」と語り、石破首相続投を一定程度評価しました。

また、米中関係の緊張が高まる中で「戦争を避けられる期間になる」との見通しを示し、経済政策に関しては「野党がこれだけ得票したのだから、政策を軟化させるチャンスになる」とも述べました。

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いぬわん
@2980Mtfk
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返信先: @mariyatomokoさん
戦争なんて相手次第。9条が日本なんて特にそう。
外交ベタな石破氏が戦争を遠ざけるという発想はあまりに薄っぺらい。
午前10:01 · 2025年7月25日

石破首相の党内立場と野党支持のねじれ
石破茂首相は、防衛や地方重視の姿勢から野党や中道層から一定の支持を受けていますが、自民党内では主流派との距離感から孤立気味です。

過去には安倍政権時代に距離を置いていたこともあり、党内では「裏切り者」と見る向きもあります。

今回、野党からの評価が相次いでいる一方で、党内の保守派からは「党の理念が揺らぐ」との反発もあり、内部の亀裂が表面化しつつあります。

石破氏がどこまで支持基盤を維持できるかが今後の焦点となります。

ねじれ評価の中で求められるリーダー像
石破首相への評価は、野党支持層と与党内で大きく分かれており、異例の政治状況となっています。

山本代表のように「次がいないから」という現実的理由での評価もあれば、外交面での安定を期待する声もあります。

一方、党内からの反発が強まれば、政権運営に支障を来す可能性も否定できません。

石破氏がこのねじれをどう乗り越え、どのような方向性で国を導くかが問われており、求められるのは広い視野と調整力を備えたリーダー像です。

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