赤沢亮正経済再生担当相が退任する見通しとなり、トランプ政権との経済交渉や日米関係への影響が懸念されると毎日新聞が報じています。 ざっくりPOINT 石破政権発足に伴い経済再生担当相に就任した赤沢亮正氏。 トランプ大統領の高関税政策を受け、関税見直し交渉の担当閣僚に指名。 トランプ氏やラトニック米商務長官との交渉を通じ、自動車関税引き下げや対米投資合意を実現。 報道の詳細 赤沢氏、経済再生担当相退任へ トランプ政権とのパイプに影響? 赤沢亮正経済再生担当相が退任する見通しであることが8日、関係者への取材で判明した。石破茂首相が退陣することに伴い、高市早苗自民党総裁は赤沢氏を党幹事長代理に就任させる方針だが、米国との関税引き下げ交渉を担い、トランプ政権とパイプを持つ閣僚のため、日米関係に影響を与える可能性もありそうだ。 【写真で見る】トランプ氏から贈られたMAGA帽子をかぶる赤沢氏 赤沢氏は石破氏の最側近として知られ、昨年10月、石破政権発足に伴い経済再生担当相に就任した。トランプ大統領が高関税政策を打ち出すと、今年4月に首相から関税見直しの交渉などを行う担当閣僚に指名された。計10回に及ぶ訪米やトランプ氏との直接会談などを経て、自動車関税や相互関税を15%に引き下げるなど交渉を取りまとめた。 赤沢氏は関税引き下げの合意を巡り、トランプ氏に近いラトニック米商務長官と重点的に交渉するなど、パイプを構築してきた。日本は関税引き下げに伴い、対米投資5500億ドル(約81兆円)を約束しているが、今後はその扱いについて議論する必要が出てくる。そのため政府内には「交渉の内幕をすべて知っている赤沢氏を交代させるのは得策ではない」(経済官庁幹部)という声もある。【古川宗】 https://news.yahoo.co.jp/articles/50b18c38301c3707377d7534ec7f3e9a11ac01bd
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