共産党・志位氏、香港フェニックスTVインタビューで『高市首相台湾発言』について語る「危険きわまりない発言で絶対に許されない」「友好関係の再構築を」

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ざっくりPOINT
志位和夫氏が(日本共産党委員長)高市首相の台湾発言を憲法逸脱として批判
日中共同声明を踏みにじる発言として撤回を要求
中国側へ交流分離など3点の要請を伝達

香港フェニックスTVインタビューで「高市首相台湾発言」について日本共産党の立場をまとまって話しました。
●高市発言は、特定の国を名指しして戦争がありうると宣言したものであり、日本国憲法を蹂躙する危険きわまりない発言であり、絶対に許されない。
●高市発言は、1972年の日中共同声明を乱暴に踏みにじり、日中関係正常化の土台を壊す発言であり、問題の解決のためには撤回しかない。
●中国側が撤回を求めていることは当然だが、問題の理性的解決のために3点を提起したい。
1、ごく一部の右翼的潮流と日本国民を区別した対応を。
2、この問題を、人的交流、文化交流、経済関係にリンクさせない。
3、事実に基づかない言動、対立をことさらあおる言動をつつしむ。
●現状打開のためには最優先で高市発言の撤回が必要。そのうえで日中両国間の一連の重要な合意を再確認し、友好関係の再構築を。
●高市発言に対するわが党の基本的批判点と中国側に対する3点の要請は、すでに、しかるべき形で中国の政府・党に伝えた。