石破茂首相は、戦後80年を迎える今月15日の「終戦の日」に大戦検証の見解を示さず、9月2日の降伏文書調印日に発表を検討しています。 ざっくりPOINT 9月2日を重視する姿勢 有識者会議の設置は見送り 参院選後の政局が影響 関連:安倍元首相、10年前の70年談話で“何者かが戦後謝罪を復活させようとしたとき”歯止めとなる文章を入れていた… 報道の詳細 終戦の日と降伏調印日、記憶の重みと歴史認識の違い 日本における「終戦の日」は8月15日とされていますが、これは昭和天皇による玉音放送が行われた日であり、国民の多くが戦争の終結を認識した象徴的な日です。 一方、実際に日本が連合国に対して降伏文書に正式調印したのは1945年9月2日であり、国際的にはこの日が「第二次世界大戦の終結」として認識されています。 この違いは、歴史認識や国際的な視点において重要な意味を持ちます。 9月2日を重視する動きは、単に日程の問題だけでなく、日本が国際社会の一員として過去と向き合う姿勢をどう示すかに関わる象徴的な選択ともいえます。 戦後80年という節目において、石破首相があえて9月2日に見解を示すことを選ぶとすれば、それは国際的な文脈を重視し、より客観的な歴史の振り返りを意識した対応とも受け取れます。 また、自民党内の政局や外交日程の影響により、見解発表のタイミングを再考せざるを得ない現実も背景にあります。 今後、発表内容がどのような歴史観やメッセージを含むかが注目されます。 ================== 石破茂首相は先の大戦の検証を巡り、戦後80年となる今月15日の「終戦の日」に自身の見解を示さない方向で最終調整に入った。首相は、閣議決定する「首相談話」の策定は既に見送ったものの見解表明には意欲的で、別の機会に発信する可能性は残る。首相は「敗戦後80年」との言い回しを使っており、日本が降伏文書に調印した9月2日に表明するとの見方が浮上している。複数の政府関係者が1日、明らかにした。 【写真】数奇な人生を送った「最後の日本兵」、小野田さんの素顔 4人でジャングルに潜伏 映画 カンヌで絶賛 21年 関係者によると、政府は見解作成の参考とする有識者会議の人選に着手していたが、日米関税交渉や7月の参院選など政治日程が立て込み、設置を見送った。参院選の大敗を受けた自民党内の「石破降ろし」や、日米関税合意の履行に向けた対応に追われている。 終戦の日は、東京都内で開く政府主催の全国戦没者追悼式で式辞を述べるにとどまる見通しだ。 首相は3月に、激戦地となった硫黄島を訪れた他、参院選の街頭演説では各地の空襲被害に触れ、大戦の教訓を学ぶ必要性を訴えた。戦後80年の検証に対する思い入れは強い。 https://news.yahoo.co.jp/articles/fe2b284315fa06bf0892b9d11b164883f773db97 どうも信用出来ないこうやって皆を安心させておいて、何処かでやってくる可能性がある
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