世界的ヒット曲『江南スタイル』で知られる韓国の人気歌手PSY(48)が、医療法違反の疑いで警察から検察へ送致されたことが明らかになり、国内外に大きな衝撃を与えている。
- 世界的ヒット曲『江南スタイル』で知られる歌手のPSYが、医療法違反の疑いで検察に送致された。
- 2022年から昨年にかけ、非対面で処方された向精神薬をマネージャーら第三者に代理受領させた疑いが持たれている。
- PSY側は代理処方の事実は否定しつつも、代理受領については認め、捜査に協力する意向を示している。
ソウル・西大門警察署は5月29日、PSY本人に加え、大学病院の教授や医師3人、マネージャーら合計6人を医療法違反の疑いで不拘束のまま送致したと発表した。

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非対面での処方とマネージャーによる代理受領の実態
今回の事件の発端となったのは、PSYが2022年から昨年にかけて行ったとされる向精神薬の処方と受け渡しのプロセスである。
報道によると、PSYはソウル市内の大学病院において、抗不安薬のザナックスや睡眠導入剤のスティルノックスを非対面で処方してもらったとされる。
その上で、自身のマネージャーをはじめとする第三者を通じて、それらの薬を代わりに受け取らせていた疑いが持たれている。
韓国の現行法において、医師の診断や処方の適法性、また代理受領に関する規制やその運用実態については、以前から社会的にも関心の高いテーマであった。
こうした報道を受けて、インターネット上やSNSでは事件に対する様々な意見や疑問の声が瞬く間に広がった。
「送致された段階だからまだ結論ではない。これからの説明を待つべきだ」といった冷静な見方を求める声がある一方で、「薬の規制や制度面の見直し議論につながるのではないか」と制度そのものの課題を指摘する意見も聞かれる。
また、「取り締まるべきなのは医師や病院側ではないか」といった責任の所在に関する疑問や、韓国の医療行政のあり方に言及するコメントも相次いで投稿された。
ネット上で広がる議論と今後の捜査の行方
騒動が拡大する中、PSY側は速やかに見解を示し、向精神薬の「代理処方」の事実については強く否定している。
一方で、マネージャーらを通じた薬の「代理受領」を行った点については事実関係を認め、今後の捜査に対しても全面的に協力していく意向を表明している。
警察による今回の送致はあくまで捜査段階の措置であり、容疑の最終的な成否や法的な解釈については、今後の検察の判断および法廷での議論に委ねられることとなる。
世界的な知名度を誇るアーティストの法的トラブルだけに、韓国国内のみならず、世界中のファンや音楽業界関係者からも今後の推移に熱い視線が注がれている。
非対面診療が普及する現代において、薬の適正管理や受領ルールに関する法的枠組みのあり方は、今後さらに議論が深まる重要な社会問題となりそうだ。