自民・今井絵理子議員、辺野古船転覆事故の参考人招致見送りを釈明「不適切な政治的影響を及ぼしかねない」

自民・今井絵理子氏「捜査に影響」「全会一致が原則」 辺野古転覆の参考人招致見送り釈明

参院沖縄北方特別委員会(横沢高徳委員長=立憲民主党)が、辺野古沖船転覆事故で死亡した女子生徒が乗っていた平和丸の船長と運航したヘリ基地反対協議会の代表の参考人招致を見送ったことについて、自民党筆頭理事の今井絵理子氏が28日、X(旧ツイッター)に釈明する文書を掲載した。「捜査に影響を及ぼしかねない」などとしている。

今井氏は「行政や司法機関による厳格な事実解明と法的処分が本格的に進められている最中において、国会が介入し、被疑者や当事者を招致して尋問等を行うことは、捜査や係争中の事案に対して不適切な政治的影響を及ぼしかねない」と理由を述べた。

また、民間人の参考人招致議決は全会一致がルールで、船長らの招致は野党各会派でも賛否両論があったと説明。「民間人の人権配慮と国会法上の合理性に基づく、正当な国会運営の手続きによる決定に基づいたものだ」と主張した。

捜査中の民間人の参考人招致は過去に、JR福知山線脱線事故、耐震強度偽装事件(いずれも平成17年)、五輪招致不正疑惑(28年)などで例がある。

今井氏は昭和58年、那覇市生まれ。沖縄アクターズスクールで学び、全員が沖縄出身のダンスボーカルグループ「SPEED」でデビューした。平成28年の参院選で初当選後は内閣府政務官などを歴任し、沖縄振興などに取り組んでいる。

https://www.sankei.com/article/20260529-HI2J5J663NATHNEYZFHHVZ7VOY/