自民党派閥のいわゆる「裏金問題」をめぐり、おととし党を離党していた世耕弘成衆院議員(和歌山2区)が28日、党本部を訪れ、復党願を提出した。
旧安倍派の「5人衆」の一人として知られる世耕氏は、同日午後に党本部の鈴木俊一幹事長と面会し、正式に復党を求める願い出を手渡した。
鈴木幹事長と面会し党本部に復党願を提出
自民党は今後、党紀委員会における慎重な協議を経て、世耕氏の復党を正式に認めるかどうかを判断する方針だ。
- 旧安倍派「5人衆」の一人である世耕弘成衆院議員が28日、自民党本部に復党願を提出した。
- 党本部の鈴木俊一幹事長と面会して意向を伝えたもので、今後は党紀委員会で協議し判断が下される。
- ネット上では厳しい批判の声と無所属での当選実績を評価する声の双方が交錯している。
世耕氏は先の衆院選において無所属で出馬し、厳しい選挙戦を勝ち抜いて当選を果たしており、その政治的な実績を背景に復党の動きに出た形となる。

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今回の復党願の提出に対し、インターネット上やSNSでは早くも賛否両論の激しい議論が巻き起こっている。
「不起訴処分となったうえ、個人として責任を取って厳しい選挙も戦い抜いたのだから復党に問題はない」として、無所属での当選実績を高く評価する声がある。
また、「厳しい選挙区を勝ち上がってきたのだから、党に戻って再び活動すべきだ」といった肯定的な意見も一部で見受けられる。
その一方で、「裏金問題で離党した議員を再び復帰させるのは下衆の極みであり、国民の不信感をさらに高めるものだ」といった猛烈な批判や反発の声も数多く投稿されている。
ネット上で分かれる賛否の声と今後の党内判断
「高市早苗氏関連の疑惑などを追及すべきだ」といった注文をつける意見や、過去の問題への説明責任を改めて求める声など、世論の目は依然として非常に厳しい。
かつて党内や政界で強い影響力を持っていた世耕氏の動向は、今後の自民党のガバナンスや党内力学にも少なからず影響を与える可能性がある。
自民党の党紀委員会が今後どのような結論を下すのか、そして世論がどのように反応するのか、各方面から高い関心が寄せられている。
政治とカネをめぐる問題の決着が完全に見えていない中での復党劇は、与党に対する信頼回復の試金石としても大きくクローズアップされている。