立憲民主党東京都連の会長選が15日に投開票され、東京都武蔵野市の川名雄児市議が、都連会長代行の蓮舫参院議員を破って初当選を果たした。
- 立憲民主党東京都連の会長選が15日に投開票され、武蔵野市の川名雄児市議が蓮舫参院議員を破って初当選した。
- 旧立民時代を含めて初の選挙戦となり、川名氏が124票、蓮舫氏が81票を獲得し43票差の大差となった。
- 衆院選の大敗や党運営に対する地方議員の不満が背景にあり、新会長の川名氏は「上からの押しつけを変えたい」と意欲を示した。
2017年の旧立憲民主党発足以来、都連会長は無投票で就任することが続いており、今回2人が立候補したことで同党都連として初の本格的な選挙戦となった。

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旧立民発足以来初の選挙戦、地方議員の支持集めた川名氏
今回の会長選は、前任の長妻昭衆院議員が1月に中道改革連合へ合流したことに伴い、約4か月にわたって空席となっていたポストを争うものだった。
投票には都連所属の参院議員4人に加え、地方議員132人、都内総支部の党員代表68人など総計205人が参加した。
開票の結果、川名氏が124票を獲得し、81票にとどまった蓮舫氏に43票差をつける圧勝となった。
中道改革連合を結成して臨んだ衆院選での大敗を受け、来年春に統一地方選を控える都連内では、党の組織運営に対する不満や批判が区市町議を中心に高まっていた。
新会長に選出された川名氏はフリーライターを経て市議6期目を務め、全国の地方議員でつくる党内組織の幹事長も歴任するなど「地方のまとめ役」として知られている。
選挙戦を振り返り、川名氏はこれまでの都連運営について「上から押しつけてくる印象がたくさんあった。絶対変えたい」と強い意欲を示した。
「上からの押しつけ変える」新会長の決意と蓮舫氏の無言
一方、敗れた蓮舫氏は「来年の春、勝てるような体制を一緒に作りたい」と述べたものの、敗因を尋ねる報道陣からの質問には一切答えず、無言で会場を後にした。
SNS上では今回の結果をめぐり、「仲間の無名市議にすら負けた」「地方組織が党本部や国会議員主導の運営にNOを突きつけた」など、様々な憶測や批判的な意見が飛び交っている。
都知事選での惨敗やその後の国政選挙での苦戦が続く中での今回の逆転劇は、立憲民主党の地方組織と中央の溝を改めて浮き彫りにする形となった。
来春に迫る統一地方選、そして2年後に控える参議院選挙に向け、刷新された都連がどのように組織を立て直していくのか、その手腕が厳しく問われることになる。