国連の委員会などが提起し、国内外で議論が続いている「沖縄の人々は先住民族である」とする見解をめぐり、現地の当事者意識を問う独自の調査が行われ、大きな注目を集めている。
調査を実施したのは、東京大学の学生有志らによるグループ「右合の衆」だ。メンバーらは沖縄県内において、県内出身者および県外出身者を対象とした街頭アンケートを直接敢行した。
「日本人であることは自明」――現地で浮き彫りになった県民の率直な自認
その結果、多くの県民が自身を明確に「日本人」であると認識しており、国連側の一方的な位置づけに対して強い違和感を抱いている実態が明らかになった。
- 東京大学の学生有志「右合の衆」が沖縄現地で国連の「沖縄県人=先住民族」勧告に関する意識調査を実施
- 回答者の多くが自らを日本人と自認し、「国連の見解は事実に反する」と怒りをあらわにする声も多数寄せられた
- 「先住民族」の国際的定義の曖昧さが認識のズレを生み、世論の分断や情報戦の火種になっている実態が浮き彫りに
公開された調査レポートによると、街頭で足を止めた回答者の中には、「日本人であることは自明であり、国連の見解はおかしい」と強い憤りを露わにする県民が一定数存在したという。

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国際機関が主導する枠組みと、現地に暮らす人々の自己認識との間に、決して看過できない深い乖離が生じている現実が浮き彫りとなった形だ。
一方で、調査チームは今回のアンケートにおける反省点と分析についても率直に言及している。
「先住民族」という言葉そのものが、国連などが用いる国際法上の概念とは異なり、「古くからその土地に住んでいる人々」といった日常的なニュアンスで受け取られた可能性を指摘した。
実際に「先住民族である」と回答した層の中にも、「そもそもどういう定義なのか」と戸惑いながら答える姿が目立ったという。
曖昧な「先住民族」定義と情報戦の懸念――複雑化する沖縄をめぐる言説空間
調査側は、「国際的に用いられる先住民族の定義自体が『自認する人々』という循環的な性格を含んでおり、極めて曖昧である」と分析している。
この定義の冗長さや不明確さこそが、沖縄をめぐる議論を情報戦や政治的な分断工作の標的にされやすくしている一因ではないかとの懸念を示した。
SNS上では、琉球王家の末裔による発言などを引用しながら「左翼的な分断工作に惑わされるべきではない」といった声をはじめ、多角的な議論が巻き起こっている。
学生たちによる今回の試みは、用語の受け止め方のズレを含め、沖縄をめぐる言説空間の極めて複雑な実態を改めて可視化する貴重な契機となった。