自民・船田氏「高市早総裁の対応に問題があった」「公明が怒るのも当然だ」

自民党の船田元元経済企画庁長官が、公明党の連立離脱は高市早苗総裁の対応に問題があったとの認識を示しました。

ざっくりPOINT
船田元氏がフェイスブックで高市早苗総裁の対応に問題があったと投稿。
高市総裁が企業・団体献金の受け皿制限を先送りし、公明党の反発を招いたと指摘。
「総・総分離」案や高市総裁の辞任・総裁選のやり直し案に言及。
報道の詳細

船田氏発言に広がる反発と、自民党内の路線対立の深刻化
船田元氏による高市早苗総裁批判は、SNS上で大きな議論を呼びました。ネット上では、高市総裁を擁護する声が圧倒的に多く、「選挙で選ばれた正統なリーダーを軽視している」「発言が党内分裂を助長する」といった批判が目立ちました。一方で、船田氏の主張に理解を示す意見も一部にあり、連立崩壊を招いた自民党執行部の責任を問う声も見られます。

今回の発言が注目を集めた背景には、自民党内で高市政権の方向性をめぐる温度差があることが挙げられます。特に、公明党との関係修復を重視する穏健派と、単独政権での再建を目指す保守強硬派との間で、党の路線が定まっていない現状が鮮明になっています。船田氏はこれまでも党内でリベラル寄りの立場を取ってきたことで知られ、今回の発言もその延長線上にあるとみられます。

ただし、党内外の反応を見る限り、現時点では高市総裁を擁護する意見が多数派を占めています。SNS上では「船田氏こそ党を離れるべき」「内部批判ではなく政策で示すべき」といった声が相次ぎ、世論は党内結束を求める方向に傾いています。連立離脱を受けて政権基盤が揺らぐ中、高市総裁は求心力を維持できるかどうかが今後の焦点となります。