自民党の鈴木貴子広報本部長が、高市早苗総裁に関する報道陣の「支持率下げてやる」などの発言を「非常に残念だ」と問題視し、発言者の特定を否定しました。
ざっくりPOINT
報道陣の一部が「支持率下げてやる」などと発言する動画がSNSで拡散。
鈴木貴子広報本部長がXを更新し「非常に残念な発言」と投稿。
発言者や所属社の特定を行わないと表明。
報道の詳細
「支持率下げてやる」発言を自民幹部が問題視 鈴木広報本部長「残念だ」発言者特定は否定
自民党の高市早苗総裁に関し報道陣の一部が「支持率下げてやる」などと発言したとされる動画がSNSで拡散されている問題で、同党の鈴木貴子広報本部長は8日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「非常に残念な発言だ」と問題視した。発言者の特定は否定した。
動画の内容について鈴木氏は「メディア関係者であろう方の声が映像として流れていたことが話題となっている」とした上で、「仮に冗談であったとしても放送の不偏不党、政治的に公平であること、を鑑みると非常に残念な発言だ」と投稿した。
党の広報本部長として「発言された者/社を特定することもない」と表明した一方で、「発言をされた方はもとより、周りで聞いていた方、笑っていた方もきっと何か思うところがあるのでは、と思う」とつづった。
問題となっている動画では、高市氏を取材するために党本部内で待機していた報道陣の一部が、「支持率下げてやる」のほか、「支持率が下がるような写真しか出さねーぞ」「裏金と靖国なんかでしょ」「靖国は譲れません」などと話す声が出ていた。
https://www.sankei.com/article/20251008-XTMFINVTFJFZXIHWSN54Y6CGNQ/