政治家の海外出張とそれに伴うマイレージの扱いをめぐり、閣僚の発言がインターネット上で大きな議論を呼んでいる。
- 赤澤亮正経済再生担当大臣が日本外国特派員協会での会見で、SNS上の「税金でマイルを貯めている」という批判に言及した。
- 赤澤大臣は「大臣や副大臣、政務官は出張しても1マイルも貯まらない」と述べ、「反論できずに辛かった」と心情を吐露した。
- これに対し、ネット上では「マイルは例え話であり、頻繁な渡米にもかかわらず交渉成果が出ていない点が問題視されている」と冷ややかなツッコミが相次いでいる。
発端となったのは、ニコニコニュースの公式X(旧Twitter)アカウントによる投稿である。

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「1マイルも貯まらない」赤澤経済再生相が明かしたSNS批判への苦悩
赤澤亮正経済再生担当大臣が日本外国特派員協会で実施した会見の内容を報じたもので、多くのユーザーの注目を集めることとなった。
会見の中で、赤澤大臣は自身の立場に向けられたSNS上の批判について率直な思いを明かした。
「一番多かったSNSの批判が、税金でマイルを貯めやがって、というものでした」と、具体的な声を振り返る。
その上で、赤澤大臣は「大臣・副大臣・政務官は出張しても1マイルも貯まりません」と事実関係を強調した。
さらに、「それも反論できずに辛かったです」と、誤解に基づく批判に対して声を大にして言い返せないもどかしさを語った。
赤澤大臣は報道陣に対し、「むしろ全社に記事にしてほしい」と、この事実を広く周知するよう求める一幕もあった。
しかし、この発言が報じられるやいなや、SNS上では大臣の意図とは異なる方向から数多くのツッコミや疑問の声が殺到する事態となった。
多くのネットユーザーが指摘したのは、批判の焦点が「マイルの獲得そのもの」にあるのではなく、閣僚の海外出張の成果や頻度そのものに向けられているという点である。
「本旨はそこじゃない」SNSで沸き起こる冷静なツッコミと疑問の声
あるユーザーは、「何回も何回も渡米して任務完了しても渡米するからマイルに例えられただけで、本旨はそこじゃない」と冷静に分析する。
また、別のユーザーからも「マイルの件が揶揄(やゆ)だと分かっていないのが逆に凄い」といった皮肉交じりのコメントが寄せられた。
「マイルが問題ではなく、何回行っても交渉できていないことが揶揄されているんやろ。理解できていないのか」と、政府の外交・交渉姿勢に対する不満を重ね合わせる声も根強い。
政治家とSNS上の世論との間にある、こうした認識のズレは決して小さくない。
事実誤認の批判に対する釈明が、かえって有権者の本来の批判点を浮き彫りにする結果となった今回の騒動。
今後、政府高官の発信や説明責任のあり方に対して、国民の目は一段と厳しく注がれることになりそうだ。
