立憲民主党の蓮舫氏は24日、Xを更新し、自民党総裁選に立候補した高市早苗前経済安保担当相の発言に疑問を呈しました。
高市氏は、総裁選告示日の22日に行われた立会演説会で、奈良公園における鹿への暴行問題に触れ、「奈良の鹿を足で蹴り上げるとんでもない人がいる」と述べました。
外国人観光客が鹿に対して暴力を振るう様子が映された動画がSNS上で拡散されたことを踏まえた発言と見られ、「日本人の気持ちを踏みにじって喜ぶ人が外国から来るなら、何かをしなければならない」と述べ、日本の伝統を守るために「身体を張る」と主張しました。
外国人問題への対応を政策の一つとして掲げる姿勢を示しました。
これに対して蓮舫氏は、鹿への暴力行為は外国人に限らず日本人でも許されないと指摘しました。
また、現在は削除されているSNSの映像を根拠に総裁候補が発言したことに違和感を覚えたと述べ、総裁であるか否かにかかわらず対応すべき問題だと強調しました。
「私は国会質問に備えます」と投稿を締めくくりました。
さらに続く投稿では、観光政策におけるオーバーツーリズムや外国人観光客のマナー問題への対応、動物関連では県境を越えた熊への対策が急務であると述べました。
その上で、「特定地域の鹿や外国人に焦点を当てるのではなく、日本全体の政治課題を語って欲しい」とし、「与野党の枠を超えて政策実現できる主張を期待します」と意見を述べました。
観光政策で言えばオーバーツーリズム、外国人観光客のマナーの問題にどう対策をするのか。
動物関連で言えば県境を超えた熊への対策は急務です。特定地域の鹿、外国人に焦点を当てるのではなく、日本全体の政治課題を語って欲しいと思います。
与野党の枠を超えて政策実現できる主張を期待します。 https://t.co/yY9CkuqadV— れんほう🪷蓮舫🇯🇵 (@renho_sha) September 23, 2025