芸能事務所「GO little by little」の代表を務める鳥丸寛士容疑者(39)が、未成年の所属女性アイドルに対してみだらな行為をした疑いで警視庁に逮捕された。
調べによると、鳥丸容疑者は2021年から2022年にかけて、当時18歳未満であった所属アイドルの女性に対し、未成年であることを認識しながら計12回にわたり、みだらな行為に及んだ疑いが持たれている。
「写真撮影」を悪用した卑劣な手口
事件が明るみに出たのは2025年。被害女性が「15歳のころからわいせつな行為をされていた」と警察に相談したことが端緒となった。
- 芸能事務所「GO little by little」代表の鳥丸寛士容疑者(39)が、未成年の所属アイドルに対し、みだらな行為をした疑いで逮捕された。
- 容疑者は2021年から2022年にかけて、当時18歳未満の女性を「写真撮影」と称してホテルに呼び出し、計12回にわたり犯行に及んだとされる。
- 被害女性が2025年に「15歳のころから被害を受けていた」と警視庁に相談したことで事件が発覚。容疑者は一部容疑を否認している。
犯行の手口は極めて巧妙かつ悪質だった。鳥丸容疑者は「写真撮影をする」という名目で女性をホテルに呼び出し、密室という逃げ場のない環境下で犯行を繰り返していたという。

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警察の取り調べに対し、鳥丸容疑者は「わいせつな行為をしたことは認める」としつつも、「真剣交際のつもりだった。立場を利用したわけではない」と供述し、容疑を一部否認している。
今回の事件は、芸能事務所の代表という絶対的な権力を持つ立場が、未成年のタレントに対してどのように悪用され得るかを浮き彫りにした。
小規模な芸能事務所では、運営側とタレントの力関係が極端に偏りやすく、所属者が不当な要求に対して声を上げることが極めて困難な構造がある。
「プロデュース」や「撮影」といった業務上の名目が、性加害を隠蔽するための隠れ蓑として悪用されるケースは後を絶たない。
被害者が数年を経てようやく告発に踏み切るという事実は、被害の深刻さと同時に、周囲が気づきにくい密室での支配関係が長期化していた可能性を示唆している。
問われる芸能界の構造的課題と未成年保護
現在、芸能界では未成年タレントの保護に向けた議論が加速しているが、実効性のある第三者機関の介入や、密室での活動を制限する制度的な枠組みは依然として不十分だ。
今後は、プロダクション側に対する倫理教育の徹底や、外部による活動状況の定期的なチェック体制の構築が急務となる。
また、被害を受けたタレントが孤立することなく、安心して相談できる窓口の設置など、被害者救済の仕組みも不可欠である。
芸能界が健全な産業として発展していくためには、若年層の権利と安全を最優先に考える意識改革と、透明性の高い運営体制の義務化が強く求められている。