実業家のひろゆき氏と、公明党の前衆議院議員・いさ進一氏によるSNS上での激しい応酬が注目を集めている。
発端となったのは、国土交通省が推進するマンションのオートロック開錠システム導入支援策に対するひろゆき氏の投稿だ。
「推論」か「デマ」か ネット上で深まる対立の構図
ひろゆき氏は、この支援策に税金を投入することに疑義を呈し、「創価学会員の国土交通大臣が押し切るのは、別に理由があるのでは?」と私見を述べた。
- 国土交通省が進めるオートロックマンションの開錠システム支援策を巡り、ひろゆき氏といさ進一氏がSNS上で対立している。
- ひろゆき氏は、創価学会と公明党の関わりを指摘し、政策の背景に疑義を呈する「推論」を展開した。
- いさ氏は「デマには徹底して戦う」と反論し、政策の目的は物流の効率化にあると強調している。
さらに同氏は、過去の個人情報利用に関する懸念を挙げ、「推論すらデマと呼ぶなら『創価学会は勧誘行為をしてない。発覚したら公明党として責任を取る』くらいの表明は必要」と迫った。

News22 Visual Archive • In-Depth Coverage
これに対し、いさ進一氏は「ひろゆきさん、何度も、しつこくてすいません。デマには徹底して戦う姿勢なので」と強く反論した。
いさ氏は、ひろゆき氏の投稿を「事実誤認」と捉え、自身の立場を明確にするために抗議の姿勢を示した格好だ。
論争の背景には、深刻化する物流の人手不足問題がある。国交省は、宅配のラストワンマイル効率化を目指し、「置き配」を支援する方針を打ち出している。
いさ氏は、中野洋昌国土交通大臣が記者会見で否定していることを引き合いに出し、政策の目的はあくまで物流の効率化にあると強調した。
しかし、ひろゆき氏は「デマと断言するには、可能性が無いことを証明する必要がある」と譲らない姿勢を見せている。
物流支援策の是非と問われる「覚悟」
ひろゆき氏は、過去の住所録利用などを例に挙げ、団体としての「覚悟」や「証拠」を提示するよう求めている。
ネット上では、この両者のやり取りに対し、政策の是非だけでなく、情報の真偽や政治家の説明責任を問う声が飛び交っている。
影響力の大きいインフルエンサーと、現職の政治家が直接対峙するこの構図は、SNS時代の政治議論のあり方を改めて浮き彫りにしたと言えるだろう。
今後、この議論が政策の透明性向上につながるのか、あるいは平行線をたどるのか、世論の関心は依然として高い。