アルピニストの野口健氏(51)が25日、自身のXを更新し、北海道釧路湿原周辺で進む大規模太陽光発電所の建設に懸念を示しました。
野口氏は「山を登っていると山麓によくメガソーラーなるものを目にしますが、森林伐採をし、地形を変えてまであのばっちいものは必要なのか」と疑問を呈し、生態系や災害リスクへの影響を指摘しました。
また、「釧路湿原南部におけるメガソーラーの駆け込み建設中止を求めます!」とオンライン署名への参加を呼びかけました。
同様の意見はモデルで俳優の冨永愛さんからも寄せられており、釧路湿原の生態系保全を求める声が広がっています。
釧路湿原は国立公園であり、ラムサール条約に登録された湿地でもあります。
今月初めには、建設現場から約900メートルの場所で特別天然記念物のタンチョウのひなが確認され、市立博物館が事業者に配慮を求めました。
釧路市は6月に「ノーモアメガソーラー宣言」を発出し、自然と調和しない施設設置への反対姿勢を明確にしています。
関連:モデル・冨永愛さん「なんで貴重な生態系のある釧路湿原にメガソーラー建設しなきゃならないのか誰か教えて?」
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地球にやさしい自然エネルギー
‥という名の環境破壊 pic.twitter.com/5j3PMQnuNH
— Fukahi-RE (@Q4Hc4KmzkI8012) July 25, 2025
産経新聞の連載コラムで過去に「メガソーラー」について書いた記事です。 pic.twitter.com/UIwcKsxclQ
— 野口健 (@kennoguchi0821) July 25, 2025