長谷川豊さん「今、参政党が伸びているダントツの理由が…」「あまりナメない方が良い。多分、今回とその次、参政党は相当に強いと思います」

元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんがXに投稿した内容が注目を集めています。投稿では、参政党の支持拡大について、「対外国人政策がどうのと言っていますが、今、参政党が伸びているダントツの理由が『専業主婦でもいいじゃないか』という神谷氏の発言です」と述べています。

これまでの社会では、専業主婦という生き方が一部の働く女性たちに軽視される傾向がありました。しかし、神谷宗幣氏のこの発言が、多くの家庭の共感を呼び、参政党の支持層を広げる大きな要因になっていると長谷川さんは指摘しています。

また、子ども家庭庁や男女共同参画の廃止を掲げ、その予算で子ども一人当たり月10万円を支給するという政策にも触れ、「これはかなりバズっています。完璧に正しい意見なので、陰謀めいた過去のイメージを吹き飛ばすパワーがある」と投稿しています。

さらにTBSへの対応としてBPOへの訴えも例に挙げ、参政党の毅然とした姿勢を評価。「多分、今回とその次、参政党は相当に強いと思いますよ」と今後の影響力にも言及しています。

専業主婦支持の社会的背景と政策的インパクト

長谷川豊さんのポストが示す通り、「専業主婦」をめぐる価値観は今、大きく見直されています。平成期には共働きが理想とされる風潮が強まり、家庭に専念する選択が非効率や保守的とみなされることもありました。

しかし、コロナ禍や育児支援の不足が家庭の負担を浮き彫りにしたことで、専業主婦や主夫の重要性が再認識されつつあります。神谷氏の発言は、そうした背景に共鳴する国民の声をすくい上げた形です。

また、月10万円の子育て給付という具体策は、ただの理想論ではなく現実的な支援案として多くの家庭に響いています。抽象的な政策が多い中で、数字を伴う提案は説得力を持ち、政策としての実現可能性も注目されています。

参政党の台頭と政治への影響

今回の長谷川豊さんのポストは、参政党の躍進を単なる一過性の現象として見るべきではないという警鐘でもあります。家族、教育、そしてメディアに対する態度において、参政党はこれまでの政党とは異なる立場を鮮明にし、多くの支持を集めています。

特に「家庭重視」の姿勢は、これまで政治的に取り上げられることが少なかった層の支持を動かしている可能性があります。育児中の家庭や専業主婦層が「自分たちの声が届いている」と感じることは、投票行動にも直結するでしょう。

長谷川さんが指摘するように、参政党の今後の選挙での影響力は決して小さくありません。この動きを過小評価することなく、既存政党も対応を迫られる局面にあると言えます。家族の在り方を問い直す政治的ムーブメントとして、参政党の存在感は今後さらに強まっていくと見られます。