八王子警察が自民党の萩生田光一議員に対する脅迫罪の刑事告訴を受理したとする投稿が、実業家で評論家の深田萌絵さんのXアカウントにて拡散され、注目を集めています。
深田さんは「遂に八王子警察が刑事告訴を受理。今日から萩生田光一容疑者です。容疑は脅迫罪」と投稿し、法的処罰の内容として「脅迫罪は二年以下の禁固刑、或いは30万円以下の罰金です」と記しています。
続けて深田さんは、「萩生田容疑者トレンド入り」と報告。
さらに、「皆さん、政策評論で国会議員から『名誉毀損で法的措置を取る』と言われたら、次から『脅迫罪』で刑事告訴してください。相手は国家公権力、警察や検察を支配し、パワーバランスが国民とは格段に違うからです」と主張しました。
最後に「速報 脅迫罪 萩生田容疑者爆誕」と題したYouTubeライブのリンクも添えています。
名誉毀損告訴との食い違いと法的構図
深田さんの発表に対し、萩生田議員側からはこれまでに「誹謗中傷に対する名誉毀損による告訴を行った」との声明が出されており、事務所は5月29日に八王子警察へ刑事告訴状を提出したと明らかにしています。
脅迫罪は刑法第222条に規定されており、「他人の生命や身体、自由、名誉または財産に対して害を加える旨を告知し、相手を畏怖させた者」が対象となります。
今回の深田さんの告訴が実際にその要件を満たすかどうかは、今後の警察の捜査と検察判断に委ねられることになります。
過去の民事訴訟では、深田さんが自民党を相手取って起こした裁判で、党側の行動について「脅迫に当たる」と主張しましたが、裁判所はこれを退け、深田さんの請求を棄却しました。
SNSと公人の関係が問われる事案
今回の一連の投稿と刑事告訴の動きは、SNS上での言論と法的措置の境界線を象徴する事例として注目されています。
特に、政治家と市民インフルエンサーとの間で起きた法的衝突は、今後の情報発信や報道の在り方にも影響を与える可能性があります。
深田さんは、自身への名誉毀損告訴に対し、脅迫罪による対抗措置を示し、公権力に対する市民側の防衛手段と位置付けています。
一方で、法的には脅迫罪の成立には明確な証拠と構成要件が求められ、主観的な「脅しに感じた」だけでは立件が難しいとする声もあります。
今後の展開次第では、SNS上の批判や発言がどこまで法的に保護されるかが改めて問われることになりそうです。
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