中国北京市の裁判所職員が約26億〜60億円を着服し、日本に逃亡、ギリシャ国籍も取得していたと報じられました。日本旅行
ざっくりPOINT
北京地裁職員が巨額資金を着服
恋人の告白で発覚、日本に逃亡
ギリシャ国籍取得で逃亡準備
北京の裁判所職員が総額60億円着服か 日本に逃亡、ギリシャ国籍を取得と香港紙報道
香港紙の星島日報(電子版)は5日、中国北京市の第3中級人民法院(地裁)の職員が5月1日から始まる連休前、裁判所の強制執行に絡む巨額の資金を着服し、家族と共に日本に逃亡したと報じた。着服総額は1億3千万~3億元(約26億~約60億円)近くに上るとしている。
中国メディアの報道を引用して伝えた。中国のインターネット上では関連情報がほぼ削除されており、当局が規制したとみられる。
職員は約10年にわたり同法院の強制執行を担当する部署で勤務。裁判所の強制執行に関する専用口座から自身の口座に資金を移して着服し、国外に送金した。逃亡に備えてギリシャ国籍も取得していた。職員の恋人が友人に話したことから着服が発覚して告発され、日本に逃げて行方不明となったという。(共同)
https://www.sankei.com/article/20250605-5LV7GXRQPZL67LDFHFAJNUYHT4/
中国の司法制度と情報統制の背景
今回の事件は、中国の司法制度と情報統制の問題点を浮き彫りにしています。
着服が発覚したのは職員の恋人が友人に話したことがきっかけであり、内部告発の重要性が示されています。
しかし、中国当局は関連情報をインターネット上から削除しており、情報統制の厳しさが伺えます。
また、職員がギリシャ国籍を取得していたことから、逃亡計画が綿密に練られていた可能性が高く、国際的な捜査協力の必要性が指摘されています。
透明性と国際協力の重要性
この事件は、中国の司法制度における透明性の欠如と情報統制の問題を浮き彫りにしました。
着服が発覚したのは職員の恋人が友人に話したことがきっかけであり、内部告発の重要性が示されています。
しかし、中国当局は関連情報をインターネット上から削除しており、情報統制の厳しさが伺えます。
また、職員がギリシャ国籍を取得していたことから、逃亡計画が綿密に練られていた可能性が高く、国際的な捜査協力の必要性が指摘されています。