麻薬1kg以上輸入疑いで逮捕のイラン国籍2人、不起訴… 不起訴の理由は「コメントしない」

今年3月、約1480グラムのケタミンを水道ホース内に隠して営利目的で輸入した疑いで逮捕されたイラン国籍の男性2人が、奈良地検により6月4日付で不起訴処分となりました。

ざっくりPOINT
ケタミン密輸で逮捕されたイラン国籍の男性2人が不起訴に
奈良地検は不起訴の理由を「コメントしない」と発表
ケタミンは日本で厳しく規制される麻薬指定薬物

ケタミン密輸事件の背景と国際的な薬物取引の現状
ケタミンは医療用途として麻酔薬に使用される一方、幻覚作用があるため乱用されるケースも多く、日本では麻薬及び向精神薬取締法により厳しく規制されています。日本旅行

近年、国際的な薬物取引の手口は巧妙化しており、日用品や工業製品に偽装して密輸される事例が増加しています。

今回の事件でも、水道ホース内にケタミンを隠すという手法が用いられました。

日本の税関や警察は、こうした新たな密輸手口に対応するため、検査体制の強化や国際的な情報共有を進めています。

特に、アジア諸国との連携を深めることで、薬物の流入経路を断つ取り組みが行われています。

 今年3月、水道のホースの中に隠して麻薬の「ケタミン」約1480グラムを営利目的で輸入した疑いで逮捕されていた、イラン国籍の男性2人について、奈良地検は4日付で不起訴処分としました。
 なお、奈良地検は処分の理由について「コメントしない」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3646058f9f7dcfb96a0b20789e7951c45da034c4