【京都】スーパーの『マグロ』盗み追いかけてきた警備員に暴行、韓国籍女(77)を逮捕

【京都】スーパーの『マグロ』盗み追いかけてきた警備員に暴行、韓国籍女(77)を逮捕

京都府宇治市のスーパーでマグロを盗んだ無職の韓国籍の女が、追いかけてきた警備員に暴行を加えてけがをさせたとして、強盗致傷の容疑で逮捕されました。

ざっくりPOINT
  • 77歳無職男、マグロ万引きで逮捕
  • 警備員に暴行し「強盗致傷」に発展
  • 防犯カメラが決め手、現場にマグロ残し逃走

高齢者犯罪と「強盗致傷」という重罪

今回の事件は単なる窃盗ではなく、逃走時に警備員へ暴行を加えたことで「強盗致傷」という重大な刑事事件となりました。

強盗致傷罪は刑法240条に基づき、5年以上の有期懲役が科される重罪であり、万引きの延長として扱われる軽微な事件とは一線を画します。

特に、高齢者によるこうした暴力的な犯行は社会的な驚きをもって受け止められ、単なる生活困窮や判断力の問題で片付けることはできません。

加えて、被害者は55歳の女性警備員で、勤務中に負傷したことから労災の問題や職場の安全管理も問われることになります。

防犯カメラが容疑者の行動を特定する決め手となり、現場に商品を残したまま逃げたという行動も含め、悪質性が高いと見られています。

社会の安全と監視体制の再確認を

本件は、日常の買い物環境においても犯罪のリスクが潜んでいることを改めて示しました。

特に高齢者であっても、犯罪を犯せば厳しく処罰されるという現実が強調された事例です。

スーパーなど小売店では、近年セルフレジの導入が進む一方で、万引きやそれに伴う暴行事件の増加も報告されており、警備員や店員のリスクが高まっています。

今回の事件のように、窃盗に加えて暴行があれば即座に重罪に転化することから、現場の監視強化、防犯カメラの活用、警備体制の強化が一層求められます。

高齢者に限らず、どの年代であっても法を犯せば厳正に処されるべきであり、今後も再発防止に向けた取り組みが不可欠です。