1912年に沈没した豪華客船「タイタニック号」の見学ツアー中だった小型の潜水艇が、大西洋で消息不明になっていることが分かりました。
アメリカ・ボストンの沿岸警備隊によりますと、18日朝、大西洋を潜水していた潜水艇からの連絡が途絶え、行方が分からなくなっているということです。
潜水艇は「タイタニック号」が沈んでいる水深約3800メートルまで潜ることが可能で、当時、タイタニック号を見学するツアーの最中だったということです。
潜水開始から約1時間45分後に連絡が途絶え、操縦士を含めて5人が乗っていたことから、現在、捜索活動が進められています。
潜水艇の運航会社はイギリスのBBCの取材に対して、乗客・乗員の安全な帰還に向けて「あらゆる選択肢を模索している」とコメントしたということです。