総合格闘家の朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown8」のオーディション動画の第6弾が13日、朝倉の公式YouTubeチャンネルに投稿された。今大会で初実施となる日韓対抗戦。前編となった第5弾では、BDひな壇軍団と韓国勢で大乱闘を繰り広げる様子が公開されたが、第6弾では“アウトローのカリスマ”瓜田純士と、韓国で喧嘩82戦82勝を標榜するキム・アムゲとの壮絶な威嚇し合いが繰り広げられた。
事前VTRから瓜田を挑発していたキム・アムゲは「韓国の戦士の都市、釜山から来たキム・アムゲです。プロでもアマでもない。闇のファイターです。裏の世界の喧嘩は1分で終わるから俺にハマってる」と自信をみなぎらせ、瓜田の前に歩み寄ると「てかさっきから俺をずっとにらみつける子がいるな。顔面刺青、お前強いんか」と挑発。瓜田が「顔面刺青じゃなくて純士な。俺はな。日本で一番有名な不良なんだよ」と語ると、キム・アムゲは「俺は韓国で一番最高な不良だよ。そんなガリガリで大丈夫か」と応じて、瓜田を突き飛ばした。
前回大会で瓜田との因縁を精算したバン仲村がすぐにキム・アムゲに飛びかかり援護。瓜田は「まあまあまあ、いいよ」と語ると、挑発し続けるキム・アムゲをにらみつけた後、額を押しつけ合って
まるでどう猛な獣の威嚇し合っているような視殺戦を展開。「やろうぜ」(瓜田)、「ぶっ殺してやるよ」(キム・アムゲ)と語り合い、朝倉未来が試合決定を告げた。
別撮りのVTRではキム・アムゲは「対面して熱さは感じた。男らしさもあった。男と男の熱い戦いをしたい。リングで死ぬ事があっても負けることはない。日本だからこそ余計に勝ちたい」と語り、瓜田は「ああいう勢いのあるヤツとの展開は俺は好きだから。前回俺とバン仲村の闘いはストーリー性が強くて、それを終えた今、普通にひな壇対挑戦者と言われたら、俺は断ったと思う。日韓戦でって言われた時に、そこにまた同じようなストーリーが作れる期待があった」と、挑戦を受けた理由を語った。