具志堅用高、ファイトマネーを全額だまし取られていた 相手と再会するも「金の話は一切しなかった」

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元プロボクシング世界王者でタレント、具志堅用高(67)が28日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金前11・50)にゲスト出演。「っぽい」をテーマにプライベートを深堀りするコーナーで、MCのハライチ、岩井勇気(36)が「大きめの詐欺にあったことあるっぽい」と問いかけると、具志堅はファイトマネーをだまし取られていたことを告白した。

具志堅は「世界タイトルマッチの最初のファイトマネーが手取り80万。当時はすごい大金、それまでは1万とか3万だったの」と現役時代を振り返り、「嬉しくて貯金した。それまでバイトしてたの、とんかつ屋に。そこのお客さんなんですよ」と、詐欺被害はバイト先の常連客から受けたものと暴露。

「『田舎の姉が病院に緊急入院したから、金貸して欲しい』って。それで80万貸しました」と、全額お客に渡してしまった経緯を説明し、その後「なかなか店に来ないな来ないなと思いつつ、彼の会社に出前を持って行ったんですよ。そしたら彼もう、居なかった」と会社も辞められてしまい、音信不通でお金を持ち逃げされたと話し共演者を驚かせた。

さらに「引退してエキシビションマッチの時にアキレス腱(けん)を切って入院して、ラジオで色々言ってたら、その人が病院に来たんですよ。お見舞いに」と、常連客が具志堅に会いに来たことを明かすも、「お金持ってくるかと思ったら、何も持って来ないで、帰りました。『大丈夫ですか』ってそれだけ。金の話は一切しなかった」と残念そうに語った。

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