【悲報】国民民主党、支持率急落

国民民主党の支持率が急落する中、玉木代表の首相指名に対する姿勢や与野党との連携の不透明さが影響を及ぼしています。

ざっくりPOINT
玉木代表が首相指名選挙への覚悟を表明
自民党との連携協議が停滞
立憲民主党との政策協議が不調に終わる
報道の詳細

国民民主党の立ち位置不明確さが支持率低下に影響
今回の世論調査で国民民主党の支持率が5%にまで落ち込んだ背景には、玉木代表の政治姿勢や党の戦略の不透明さが関係していると見られます。特に、自民党との連携を模索しながらも協議が進まず、同時に立憲民主党など野党との共闘でも政策の隔たりから足並みが揃わない状況が続いています。

政党支持率の低下は、有権者から見て「どちらの立場に立って政治を行うのか」が明確でないことへの不信感を招く要因となります。特に、現政権の継続を望む声が上昇し、野党中心の政権交代を望む声が減少している状況では、中途半端な立場に映る政党への支持は得にくくなります。

また、玉木代表が首相指名への意欲を示したにもかかわらず、与野党いずれからも決定的な支援を得られなかった点も、党内外からの信頼感を損なう結果となっています。国民民主党が今後存在感を示すには、どの勢力と政策的に軸を合わせるのか、明確な方向性を打ち出す必要があると考えられます。

支持率下落の国民、「玉木氏は首相になる決断できない」とみられたか…読売世論調査

読売新聞社が21~22日に行った緊急全国世論調査では、国民民主党の政党支持率は5%で、9月から4ポイント減となった。臨時国会の首相指名選挙に向け、玉木代表は「内閣総理大臣(首相)を務める覚悟はある」と公言したものの、与野党との協議はまとまらず、玉木氏の腰が定まらなかったとみられたことが一因との見方も出ている。

【グラフ】主な与野党の支持率の推移

 玉木氏は22日、党の支持率低下について、読売新聞の取材に「経済政策が重なっている高市総裁が就任した自民党に支持が流れたのではないか」と分析した。高市氏が自民総裁に選出された4日以降、国民民主に連立入りを含めた協力を要請したのに対し、玉木氏は政策実現を優先する考えを示し、協議は停滞した。

 立憲民主党も野党統一候補の有力な選択肢として玉木氏の名前を挙げ、日本維新の会、国民民主との協力を探った。玉木氏は野党連携の条件として、立民にエネルギーや安全保障などの基本政策を一致させるよう迫ったが、双方の溝は埋まらなかった。

 世論調査では「自民党中心の政権の継続」を望む人は7月の35%から58%に上昇した一方、「野党中心の政権に交代」を求める人は47%から26%に下落した。

 玉木氏はこの日、「立民がもっと現実的な政策に振り切っていれば、野党統一候補も実現したかもしれない」と立民を当てこすった上で、「野党第1党中心の政権は無理だと見切られたのではないか」と述べた。

 立民の野田代表は22日、国民民主の支持率低落を問われ、「(自民との連立か野党との連携か)白黒ハッキリしなかったからではないか」と指摘した。国民民主内にも「玉木代表は首相になる決断ができないとみられた側面もあり、支持を失った」(若手)との危機感が広がっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2381817a04cf2ab7f621e698f92fd2873ebd602