高市内閣、読売新聞社調査で支持率71% 歴代5位

高市内閣の発足を受けた世論調査で、支持率が歴代5位の高水準となりました。

ざっくりPOINT
読売新聞社が10月21~22日に緊急全国世論調査を実施
高市内閣の支持率が71%、不支持率は18%
閣僚や自民党役員の人事について「評価する」が56%、「評価しない」が24%
報道の詳細

高市内閣の高支持率が示す政治的期待と課題
高市首相が率いる新内閣が発足直後の世論調査で71%という高い支持を得たことは、国民の大きな期待の表れといえます。この支持率は、第1次安倍内閣を上回る歴代5位に相当し、特に若年層や男性からの支持が顕著に伸びています。これまで自民党に対して距離を置いていた層が支持に転じていることも、今回の結果に大きく影響していると見られます。

一方で、内閣支持率が高い状況は、首相のリーダーシップや人事戦略に対する信任が背景にあると考えられます。閣僚や党役員の人事についても「評価する」が過半数を占めており、新内閣の布陣に対する一定の評価が伺えます。ただし、支持率の高さが続くかどうかは、今後の政策実行力や成果にかかっています。

特に経済政策、安全保障、社会保障制度の再構築といった重要課題への対応が求められる中、高市首相がどのようなビジョンと実行力を示すかが注目されます。今回の高支持率はスタート地点に過ぎず、今後の政権運営の成果によって評価は大きく変動していくと見られます。

高市内閣の支持率71%、歴代5位の高さ…読売世論調査

読売新聞社は21~22日、高市内閣の発足を受けた緊急全国世論調査を実施した。高市内閣の支持率は71%で、石破内閣時に実施した前回調査(9月13~14日)の34%を大きく上回った。内閣発足直後の調査(1978年発足の大平内閣以降)としては、第1次安倍内閣を超えて歴代5位の高さとなった。前回調査と比べ、若年層や男性からの支持が伸びており、全体を押し上げた。不支持率は18%(前回54%)。

【グラフ】内閣支持率の推移
 高市首相が行った閣僚や自民党役員の人事を全体として評価するかを聞いたところ、「評価する」は56%、「評価しない」は24%だった。

【一覧】内閣発足時の支持率上位
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