【自民党】小泉進次郎農水相、総裁選出馬の意向固める

自民党の小泉進次郎農林水産相は、石破茂首相の後任を決める臨時総裁選挙に立候補する意向を固め、推薦人20人の確保にめどがついたため、来週中に表明する見込みです。

ざっくりPOINT
小泉進次郎農林水産相が、臨時総裁選(22日告示・10月4日投開票)への立候補意向を固める。
出馬に必要な推薦人20人の確保にめどがつく。
今週末に地元・神奈川県横須賀市で支持者と面会の上、来週表明する予定。

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小泉進次郎氏の出馬で注目される自民党内の世代交代と連携の行方
小泉進次郎農水相の出馬は、自民党内における世代交代と改革志向の象徴として注目されています。

党内では旧来の派閥力学が依然として根強い中、小泉氏は世代や派閥を超えた支持を得ることで新たなリーダー像を打ち出そうとしています。

特に、今回は自民党が衆参両院で過半数割れとなっており、与党勢力の再構築が急務とされています。

こうした背景の中で、小泉氏が日本維新の会や国民民主党と良好な関係を築いている点は、今後の連立政権の枠組みにも影響を与える可能性があります。

また、小泉氏は農政改革や社会保障制度の見直し、ライドシェア導入などを積極的に提言してきた実績があり、若年層を中心に一定の支持を得ています。

さらに、福島県の復興支援をライフワークとする姿勢も、政策への真剣さを示す要素となっています。

前回の総裁選では党員票の獲得に苦戦しましたが、今回はそれを克服するための地道な支持固めが進められているとみられます。

臨時総裁選には茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保担当相、高市早苗前経済安保担当相、林芳正官房長官らが立候補を予定しており、小泉氏の参戦によって選挙戦は一層活発になると見られます。

世代交代と改革への期待を背景に、小泉氏がどこまで党内外の支持を広げられるかが今後の焦点となります。

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<独自>自民・小泉進次郎農水相が総裁選出馬へ、来週表明 推薦人20人確保にめど

自民党の小泉進次郎農林水産相は、退陣を表明した石破茂首相(党総裁)の後任を決める臨時総裁選(22日告示、10月4日投開票)に立候補する意向を固めた。11日、関係者への取材で分かった。出馬に必要な20人の推薦人の確保にめどがついており、今週末に地元の神奈川県横須賀市で支持者と面会した上で、来週表明する。

【写真】父親まねた?髪形チェンジしていた頃の進次郎氏

昨年の前回総裁選に引き続き今回も菅義偉副総裁が支援するほか、旧岸田派の一部など前回支援した議員らが応援するとみられる。

衆参両院で与党過半数割れに陥り、次期首相・総裁が連立政権の枠組みの拡大に取り組めるかが総裁選の争点になる。小泉氏は日本維新の会幹部と良好な関係を築いており、維新の吉村洋文代表も「小泉氏は改革の魂を持った政治家だ。個人的にも信頼している」と語る。小泉氏は国民民主党ともパイプがあり、10日には竜巻被害に関する陳情で国民民主の榛葉賀津也幹事長と面会した。

前回総裁選では候補者9人中3位だった。前回伸び悩んだ党員票をどれだけ集められるかが焦点となる。

衆院当選6回で、石破政権では党選対委員長を務めた後、失言で更迭された江藤拓前農水相の後任に就任。随意契約による備蓄米放出を主導し、コメ価格の高騰対策に取り組んだ。

社会保障改革や農政改革、ライドシェア推進に関わる改革派として知られる。東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県の復興もライフワークにしている。

臨時総裁選にはすでに茂木敏充前幹事長が立候補を正式表明しているほか、小林鷹之元経済安全保障担当相も11日、出馬する意向を明らかにした。高市早苗前経済安保担当相と林芳正官房長官も出馬の意向を固めている。

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