名古屋市を拠点に活動してきた不良グループ「ルシファーズ」が歴史に幕を下ろしました。
- 名古屋市の不良グループ「ルシファーズ」が愛知県警熱田署で解散式を実施
- 10代から50代までのメンバー約30人が出席し、更生と再出発を誓約
- 傷害罪などで公判中の小田切大作被告が解散届を提出し、歴史に幕
愛知県警熱田署において異例の解散式が執り行われ、10代から50代に及ぶメンバー約30人が集結しました。

News22 Visual Archive • In-Depth Coverage
最盛期500人の「ルシファーズ」、異例の警察署での解散式
会場では一人ひとりが更生の決意を新たにし、「今後一切周りに迷惑をかけない」と固く誓い合いました。
対応した鈴木正樹署長は、それぞれの道で仕事や勉学に精進してほしいと前向きな言葉をかけました。
県警の調べによると、「ルシファーズ」は平成8年ごろに10代の少年らによって結成されました。
最盛期には約500人もの大規模な勢力を誇り、暴行や恐喝などの不法行為を繰り返してきた歴史があります。
その後、警察による取り締まりの強化によって一時的に勢力は衰退したものの、近年になって活動を再開していました。
昨年5月以降、他のグループとの抗争事件などで計25人が逮捕される事態に発展していました。
こうした状況を受け、傷害罪などで現在公判中のリーダー・小田切大作被告(47)が昨年12月、県警に対して解散届を提出していました。
解散式に出席した19歳の男性は、取材に対して周囲への謝罪の言葉を口にしました。
アラフィフ世代も巻き込んだ活動の実態と社会の厳しい視線
今後はとび職の仕事に全身全霊で取り組み、社会への恩返しを果たしたいと力強く語っています。
また、好奇心からグループに足を踏み入れてしまったという15歳の男子高校生も決意を語りました。
健全な友人関係が離れてしまった後悔を胸に、学校とアルバイトを両立させて行動で更生を示すと誓っています。
一方で、今回の解散劇には世間からさまざまな声が寄せられており、社会の目は依然として厳しいものがあります。
50代のメンバーが含まれていたという異例の構成や、SNS上での賛否両論の反応は、長年地域社会に与えてきた影響の大きさを物語っています。
言葉だけの更生ではなく、継続的な就労支援と地道な行動の積み重ねこそが、本当の再出発への試金石となることは間違いありません。