Day: July 5, 2023

大手牛丼チェーンの吉野家で、共用の容器に入った「紅しょうが」を、直箸(じかばし)で、口の中にかきこむ動画。これを撮影・投稿した男性について、大阪簡裁は罰金30万円としました。 大阪市西成区の飲食店経営の男性(35)は去年9月、大阪市住之江区にある牛丼チェーン「吉野家」の店舗で、嶋津龍被告(35)が口の中に入れた箸を使って、共用の容器に入った紅生姜をかきこむようにして食べる様子などを動画に撮影して、SNSに投稿しました。 警察は今年4月、動画が拡散されたことで店側が消毒作業を余儀なくされたとして、男性を威力業務妨害の疑いで逮捕・送検、大阪区検は今年6月28日、略式起訴していました。大阪簡易裁判所は同日付で男性に対し罰金30万円の略式命令を下しました。 いっぽう、動画の中で紅しょうがを口の中にかきこんでいた嶋津被告は、今年3月に起訴されていて、現在も公判中です。
ここ8試合では、9回1/3を投げて12奪三振1四球と制球難が改善している ■アスレチックス 1ー0 タイガース(日本時間5日・デトロイト) アスレチックスの藤浪晋太郎投手が、開幕当初とは別人のような投球を見せている。4日(日本時間5日)に敵地で行われたタイガース戦の9回に登板すると、1回を3者連続空振り三振の好投で5勝目。ここ8試合では12奪三振1四球の安定感で、重要な局面での起用が増えてきた。 開幕当初は先発ローテーションに入っていたが、制球難もあって苦しんだ。最初の21試合で見ると、34回を投げて34奪三振29四球とほぼ1イニングに1つのペースで四球を出していた。それがここ8試合では、9回1/3を投げて12奪三振1四球とひとめでわかるほどの改善を見せている。 四球激減に伴って、失点も減少している。ここ11試合の防御率は2.19。最初の18試合が防御率12.19だったのを考えると、違う投手のような安定感だ。この日も2012年に3冠王に輝いたカブレラから、102.1マイル(約164.3キロ)の直球で空振り三振を奪うなど、球速もメジャートップクラスを維持している。 アスレチックスはここまで24勝63敗でリーグ最低の勝率.276に沈み、プレーオフ進出は絶望的な状況。藤浪は1年契約で年俸325万ドル(約4億6900万円)と安いため、トレードで獲得を狙う場合には大物の守護神らよりも少ない対価で獲得できる。このまま好投が続けば市場にも名前が挙がってきそうだ。(Full-Count編集部)
「謙さんは軽井沢で悠々自適の生活ですよ。奥さんと2人で犬の散歩に出かけることも多く、すっかり地元になじんでいるそうです」(芸能関係者) 21歳年下の元ホステスとの再婚を6月30日に発表した渡辺謙(63)。長年所属していた事務所から今年独立している。 「しがらみやお金に関係なく仕事を選びたいと退社の理由を説明したそうです。会長は慰留しましたが、謙さんの意思は固かったのです」(前出・芸能関係者) ひと回り以上も年下の元ホステスとの再婚といえば、北野武(76)を思い浮かべる人もいるかもしれない。本誌は今年4月に、関東近県の新居で犬の散歩をするたけし夫妻の様子を報じている。 世界に名が知れわたる映画人という意味でも共通する2人が作品でタッグを組めば、インパクトは大きいが……。 「じつは謙さんは、北野監督最新作『首』でメインキャストの明智光秀役にオファーを受けていました。しかし、たけしさんが書いた脚本を読んだうえで検討した結果、断っています。 過激さばかりが目立つ内容に“ダメだな、つまらない”と言ったとか。最終的に明智光秀役は、西島秀俊さん(52)が演じました」(映画関係者) “世界のケン・ワタナベ”がNOをつきつけた映画『首』。たけしが原作、脚本、監督を務め、「本能寺の変」を独自の視点で描く。 一時は契約問題でたけしが編集作業の中断を認めるなど、製作過程でも紆余曲折のあった同作。なんとか完成にこぎつけ、カンヌ国際映画祭では、再婚妻と手をつないでレッドカーペットを歩くたけしの姿が話題となった。 「監督に振り回され続けたスタッフの間では“不完全燃焼”の声も上がっています。私は日本での試写で見ましたが、『アウトレイジ』の戦国時代版というか、首がスパスパ飛ぶシーンが強烈でたけしさんらしいなとは感じましたが……」(前出・映画関係者) 渡辺の事務所に出演辞退について取材を申し込むと「お受けしていない仕事に関してコメントはしないことにしております」と回答が届いた。 渡辺は今後に関して、『婦人公論』’23年3月号でこう語っている。 《自分で思う夢よりも、僕以外の人が思いもかけないことを考えて、見出してくれるほうが楽しいし、可能性が高いと思う》 たけしにはよほど可能性が見出せなかったのだろうか。“作品を選ぶ嗅覚には自信がある”と自負する渡辺が待つ“思いもかけない”映画とは――。