共同通信社は15日までに、自民党総裁選をめぐる中傷動画問題を取り上げたインターネット向け記事「47リポーターズ」の内容を一部修正したと発表した。
取材先から提供された動画の作成時期に疑義が生じたことが理由で、記事内から動画を切り出した写真計4枚が削除された。
提供動画に疑義、写真4枚削除と記事修正の経緯
問題となったのは、12日にニュースサイト「47NEWS」で配信されたIT会社代表の松井健氏へのインタビュー記事であった。
- 共同通信が自民党総裁選の中傷動画に関するネット記事を一部修正し写真を削除
- 有田司編集局長が「提供された動画の内容確認が不十分だった」とコメント
- ネット上では謝罪がないことへの不満や再発防止策を求める声が相次ぐ
記事では、松井氏が高市早苗首相の秘書から相談を受け、小泉進次郎氏らを取り上げた動画を作成したという内容が報じられていた。

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松井氏の顧問弁護士は、一連の経緯に関する松井氏の証言自体には変わりがないと改めて強調している。
しかし、記事内で「自民党総裁選期間中の動画の一場面」として掲載されていた写真について、その後の調査で衆院選の場面である可能性が高いことが判明した。
これを受けて共同通信は13日未明、該当する写真を削除し、記事の一部を修正する措置をとった。
一連の対応について、有田司編集局長は「提供された動画の内容確認が不十分でした。再発防止に努めます」とコメントしている。
「謝罪なし」の姿勢にネット上で広がる厳しい視線
この発表に対し、インターネット上では報道機関の姿勢を問う厳しい意見や疑問の声が相次いで寄せられている。
「再発防止に努めますと言うだけで、肝心の謝罪がないのはなぜか」「どうやって再発防止するのか具体的に知りたい」といった批判的なコメントがSNS上で飛び交った。
また、「マスコミとしての事実確認のあり方を根本から見直すべきだ」「追求する側と同じ熱量でなぜ誤りの経緯を詳しく報じないのか」といった、メディアの責任を追及する投稿も目立っている。
今回の記事修正と編集局長のコメントをめぐる議論は、大手メディアに対する信頼のあり方について、改めて大きな波紋を広げている。