ラーメンの盛り付けにおいて、麺線を整える作業は職人技として評価されることもある。しかし、あるラーメン店で撮影された動画が、SNS上で激しい批判を浴びている。
- ラーメン店員が素手で麺を執拗に整える動画がSNSで拡散され、衛生面への批判が殺到している。
- 動画内では、店員が鼻を触ったり指を舐めたりした直後に麺に触れる様子が確認され、視聴者に衝撃を与えた。
- 「見た目に執着するあまり不衛生」との指摘が相次ぎ、保健所への通報を求める声まで上がる事態となっている。
問題となっているのは、店員が素手で麺を執拗に触り、形を整える様子を収めた映像だ。見た目の美しさを追求する意図があったのかもしれないが、その光景は多くの視聴者に「不衛生」という強い不快感を与えた。

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「美しさ」への執着か、それとも衛生観念の欠如か
さらに事態を悪化させたのは、その後の店員の行動だ。動画内では、店員が調理中に鼻を触ったり、自身の指を舐めたりする様子が確認できる。
あろうことか、その指で再び麺に触れ、盛り付けを続ける姿が映し出されていた。この一連の動作に対し、ネット上では「さすがに触りすぎ」「見ていて吐き気がする」といったドン引きの声が相次いでいる。
SNS上ではこの動画が急速に拡散され、批判の矛先は店側の衛生管理体制にまで向けられている。
あるユーザーは「キレイに盛ることに執着するあまり、不衛生な行為に気づいていない」と指摘。また、「こんなことをするくらいなら、普通にザルから移すだけでいい」と、過剰な演出への苦言も呈された。
事態を重く見た一部のユーザーからは、「即、保健所に通報すべき事案だ」「営業停止レベルの不衛生さだ」といった、行政の介入を求める過激な意見も噴出している。
一方で、この議論は「素手での調理」という食文化の根源的なテーマにも飛び火した。
「お茶碗も野菜も素手で触るのだから、麺だけを問題視するのはおかしい」と、調理における素手の使用を擁護する声も一部で見られる。
SNSで広がる波紋と「食の安全」を問う声
しかし、今回批判されているのは単なる「素手」の問題ではない。調理の合間に鼻や指を触るという、衛生管理の基本を逸脱した行動が問題視されているのだ。
「麺で手を綺麗にしているから問題ない」といった極端な擁護論も投稿されたが、これに対しては「客が食べる麺だという自覚が欠如している」と反論が殺到する状況だ。
食の安全は、飲食店が信頼を得るための最低条件である。見た目のパフォーマンスがどれほど優れていても、衛生面での信頼を損なえば、その代償は計り知れない。
今回の騒動は、SNS時代における「調理風景の可視化」が、飲食店にとって諸刃の剣であることを改めて浮き彫りにした形だ。
店側が今後、どのような対応をとるのか。あるいは、この動画が単なる一過性の炎上で終わるのか。食の安全に対する消費者の目は、かつてないほど厳しくなっている。