登山家の野口健氏が、視察先の北海道ニセコ町で目の当たりにした「異様な光景」をSNSに投稿し、大きな反響を呼んでいる。
- 登山家の野口健氏が視察先のニセコで、街の急激な国際化と物価高騰に驚きを隠せない様子を投稿した。
- SNS上では、かつての静かな自然環境が失われたことへの道民からの悲痛な声や、海外資本による開発への懸念が相次いでいる。
- 「日本人がいるから日本」という議論も巻き起こり、観光地開発と地域住民の生活のあり方が改めて問われている。
野口氏は「ニセコのドラッグストアのワイン売り場が…えらい事になっています」と切り出し、現地の状況を報告した。

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「一瞬、どこの国か分からなくなる」野口氏が目撃した光景
投稿によれば、街並みや通行人の様子から「目隠しをして連れてこられたら、一瞬どこの国にいるのか分からなくなってしまう自信がある」と、その変貌ぶりに衝撃を受けたことを明かしている。
かつては静かな自然と温泉で知られたニセコだが、現在は海外資本による開発が急速に進み、街の様相は一変した。
野口氏の投稿に対し、SNS上では多くのユーザーが自身の体験や思いを寄せている。
あるユーザーは「昔のニセコの良いところがまるでなくなってしまった。道民として悲しみと憂いでいっぱい」と、かつての風景を懐かしむ声を上げた。
また、物価の高騰についても「値段がアタオカ(頭がおかしい)過ぎる」といった指摘が相次ぎ、地元住民が生活しにくい環境になっている現状が浮き彫りとなった。
「暴利を貪っているのは結局のところ海外資本ではないか」という厳しい意見も散見され、観光地としての成功の裏にある歪みが指摘されている。
一方で、この状況を「侵略」と表現し、日本のアイデンティティを問う声も上がっている。
「日本のニセコを返して」地元から漏れる悲痛な叫び
「日本は日本人がいるから日本なんだよな」という投稿には、多くの共感が寄せられ、観光開発のあり方に対する議論が過熱している。
さらに、自然エネルギー開発に関する懸念も同時に噴出しており、ニセコの自然環境を守るべきという声も根強い。
オーバーツーリズムという言葉では片付けられないほど、地域社会の根幹に関わる問題へと発展しているようだ。
野口氏が感じた「衝撃」は、単なる観光地の変化という枠を超え、これからの日本の地方創生が直面する大きな課題を象徴していると言えるだろう。
今後、ニセコがどのような形で「日本の街」としての個性を維持していくのか、その行方に注目が集まっている。