米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が、周囲の模範となるスーパースターとしての姿勢を改めて示した。
- ドジャースの大谷翔平投手が18日のジャイアンツ戦でオープン戦初先発し、4回1/3を1安打無失点と順調な仕上がりを見せた。
- 最速99.9マイル(約160.7キロ)を記録し、昨年のワールドシリーズ以来となる実戦マウンドで観客の大きな拍手を集めた。
- 試合後のインタビューでSNS上の誹謗中傷について言及し、「個人的には気にならないが、野球に関係のない人格否定は良くない」と警鐘を鳴らした。
大谷は18日(日本時間19日)、米アリゾナ州で行われたジャイアンツとのオープン戦に先発登板した。

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最速160キロ超の直球で4回1/3を無失点、順調な調整を披露
昨年のワールドシリーズ第7戦以来となる待望の実戦マウンドに上がった背番号17は、圧巻の投球を披露した。
気温35.6度の暑さの中、初回をわずか5球で3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。
2回以降も走者を出しながら要所を締め、最速99.9マイル(約160.7キロ)の直球と緩急をつけたカーブを駆使した。
結果として4回1/3を1安打無失点、61球を投げて3四死球を与えながらも得点を与えない安定感を示し、マウンドを降りる際には観客から大きな拍手が送られた。
二刀流としての開幕に向け、順調な調整ぶりをグラウンド上で証明した形だ。
しかし、試合後のメディア対応で話題は野球の枠を超え、現代スポーツ界が直面する深刻な問題へと及んだ。
WBCなどを経て、一部の選手に対してSNS上などで過激な誹謗中傷が相次いでいる現状について見解を求められたのだ。
大谷はこの問いに対し、自身のスタンスを率直に語り始めた。
SNSの誹謗中傷問題について言及「野球とは関係ない人格否定は良くない」
「個人的には別に、言われても気にはしないので」と前置きした上で、「ただ、人格の否定であったりとか、そういうことに関しては全く野球とは関係ない部分ではあるので、良くないなとは思います」と毅然とした口調で述べた。
さらに、プロアスリートとしての責任と周囲への配慮についても言及した。
「プロである以上、結果が悪かった時に自分のことだけに対しては、僕は何を言われても受け止める姿勢ではいるので」とプロの覚悟を示す。
その一方で、「必ずしも全員がそういった強い選手かと言われたらそうではないですし、配慮を持って接していくというのは、どこにいても変わらないことではあるので。そこ次第なのかなと思います」と、他者を思いやる重要性を説いた。
圧倒的な結果を残すだけでなく、SNS時代におけるアスリートへのリスペクトのあり方についても深く考えさせられる大谷の発言は、日米のファンや関係者の間で大きな反響を呼んでいる。