高市内閣の発足直後に実施された世論調査で、支持率が58.7%と高水準を記録し、不支持を大きく上回ったことが明らかになりました。
ざっくりPOINT
高市内閣の支持率が58.7%となり、不支持の21.8%を大きく上回る。
自民党と日本維新の会の連立政権発足について「よかった」が49%。
公明党の連立離脱について「よかった」が70%。
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高市内閣に対する国民の高い期待と連立政権の再編への支持
今回の世論調査結果は、高市早苗総理が率いる新内閣への国民の期待の高さを示しています。特に、前政権からの支持率の急上昇は、政策転換や新たな政権構想が一定の評価を受けていることを反映しています。支持理由の中でも「政策に期待が持てる」が最多であった点からも、国民は高市内閣に対して具体的な成果や変革を求めていると考えられます。
また、自民党と日本維新の会による新たな連立体制についても肯定的な意見が目立ち、維新が閣外協力という形を選んだことにも過半数の支持が集まりました。これは、連立の柔軟な枠組みが支持されている証といえます。
一方で、公明党の連立離脱に対して「よかった」とする声が圧倒的に多く、自民党支持層を中心に再編された与党構成に前向きな評価が広がっているようです。これは、長年続いた自公体制に対する変化を歓迎する世論の表れとも読み取れます。
今後の課題としては、高支持率の維持とともに、掲げた政策目標、特に衆議院定数削減などの改革案をいかに実現していくかが問われます。支持を一過性のものにせず、成果につなげられるかが政権運営の鍵となるでしょう。
高市内閣の支持率が58.7% ANN世論調査
高市内閣を「支持する」と答えた人は58.7%で、「支持しない」と答えた21.8%を大きく上回りました。石破内閣最後となった9月の調査から24.4ポイント上昇しました。
支持する理由については「政策に期待が持てるから」が最も多く、35%でした。
自民党と日本維新の会が新たな連立政権を発足させたことについて「よかった」と答えた人が49%で、「よくなかった」と答えた人が29%でした。維新が大臣を出さない「閣外協力」の形を取ったことについて「支持する」が56%で、「支持しない」が24%でした。
自民・維新両党が合意した「今の国会で、衆議院議員定数の1割削減を目指すこと」については「賛成」が69%で、「反対」の15%を大きく上回りました。
また、公明党が自民党との連立政権から離脱したことについて「よかった」が70%で、「よくなかった」が10%でした。(ANNニュース)
https://news.livedoor.com/article/detail/29859783/