立憲民主党の辻元清美氏が自身のX(旧ツイッター)に投稿した内容をめぐり、ネット上で激しい議論が巻き起こっている。高市早苗氏の新総理就任を受けたもので、その発言の端々にある「矛盾」に注目が集まった。
- 立憲民主党の辻元清美氏がXに高市早苗新総理に関する投稿を行い、その内容が波紋を呼んでいる
- 「男も女もない」と指摘した直後に「女性閣僚が2人だけ」と不満を述べた点にSNSで矛盾を突く声が続出
- 維新との連立合意や政権基盤の弱さについても懸念が示され、今後の運営に注目が集まっている
辻元氏は投稿の中で、高市氏が総理に就任したことについて「何が何でも総理になるという並々ならぬ執念を感じました」と強い意志を認めつつ言及した。

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「男も女もない」直後の「女性閣僚2人」にネットで矛盾指摘
そのうえで、「ここから先は男も女もない、『何をするか』が問われます」と指摘し、今後の政治姿勢に注文をつけていた。
しかし、その直後の文章で組閣人事について言及し、「女性が6人くらい入るかなと思っていたのに2人だけ。ああ、押し切られたなと思いました」と落胆をにじませた。
この前後の発言に対し、SNS上では「『男も女もない』と言った数行あとで『女の閣僚は2人だけ』と嘆くのは自己矛盾ではないか」「性別ではないと言いつつ性別でものを言っている」といった疑問や批判の声が相次いで寄せられている。
さらに辻元氏は、内閣の特徴が見えづらいと疑問を呈したほか、日本維新の会との連立合意についても厳しく言及した。
「55の項目には、憲法や安保などこれまでの国会議論を無視して国家の姿を大きく変えるものが含まれている」と指摘し、二党間だけの協議で進めることへの手続きの正当性に懸念を示した。
自民党幹部との立ち話を引き合いに出し、「自民党内でも聞いていない。大きな火種になるのではないか」との見方も重ねて示した。
連立合意や政権基盤の弱さにも言及、今後の運営に漂う不安
また、首相指名選挙の結果についても触れ、「参議院では123票で過半数に一票たらず、決選投票でも125票で2票しか増えなかった」として、政権基盤の弱さを指摘した。
投稿の最後では、高市氏の総理としての執念に一定の理解を示しつつ、「あまりに無理してその座をつかんだことで、大きすぎる代償を払わされるのではないか」と警鐘を鳴らした。
そして「高市総理、重心低く、三権分立をわきまえた政権運営を」と呼びかけ、「右の翼だけでは飛行機も飛ばない。左右バランスをとっていかないと」と注意を促して締めくくっている。
新政権が発足早々から厳しい視線にさらされる中、辻元氏の投稿を発端とした議論は、政治におけるジェンダー観や政権運営のあり方をめぐり、今後も波紋を広げそうだ。