【矛盾】高市総理に、立憲・辻元清美氏「ここから先は男も女もない!」→ 直後に「女の閣僚は2人だけ」

つじもと清美(@tsujimotokiyomi)さんがXに投稿した内容が注目を集めています。

つじもと氏は、高市早苗氏が新たに総理大臣に就任したことについて、「何が何でも総理になるという高市さんの並々ならぬ執念を感じました」と述べ、強い意志を認めつつも、これからは「男も女もない、『何をするか』が問われます」と指摘しました。そのうえで、「日に日に懸念が強まっています」と続けています。

組閣については、「女性が6人くらい入るかなと思っていたのに2人だけ。ああ、押し切られたなと思いました」と記し、女性登用の少なさに落胆をにじませています。また、「高市カラーが見つからない。というか、これが高市カラー?」と疑問を呈し、内閣の特徴が見えづらいとの見方を示しました。

さらに、維新との連立合意についても言及し、「55の項目には、憲法や安保など、これまでの国会議論を無視して国家の姿を大きく変えるものが含まれています」と述べ、二党間だけの協議による進行に懸念を示しました。「それを二党だけ、それも閣内にも入らない政党だけとの協議で進めていいはずがない」として、手続きの正当性にも疑問を呈しています。

つじもと氏は、自身が経験した自社さ政権では、「連立する政党が一致しないことは『やらない』と決めました」と振り返りながら、「この55項目、本当にぜんぶ一致したのかな?」と疑問を重ねています。自民党の幹部議員と立ち話をした際には、「こんなの自民党の中でも聞いていない。なんなんだ」との声もあったと紹介し、「自民党内でも大きな火種になるんじゃないか」との見方を示しました。

首相指名選挙の結果にも触れ、「参議院では高市さんは過半数に一票たらず123票。これは、法案であれば否決されるということです」と述べ、政権の基盤の弱さを指摘しています。さらに、「決選投票では125票。2票しか増えませんでした」として、支持の広がりの乏しさを示唆しました。

投稿の最後では、「高市さんの総理への執念は認めたい。維新との協議には全身全霊をかけたのでしょう」と一定の理解を示しながらも、「あまりに無理してその座をつかんだことで、大きすぎる代償を払わされるのではないか、と思ってしまう」と警鐘を鳴らしました。

そして、「高市総理、重心低く、三権分立をわきまえた政権運営を」と呼びかけ、「右の翼だけでは飛行機も飛ばない。左右バランスとっていかないと。そして、ちゃんと周りを見ないと足下救われるのでは、と心配です」と述べ、今後の政権運営への注意を促しました。

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