『東海』表記の世界地図、3% → 40%に拡大… 韓国非政府団体「VANK」の活動

韓国の民間団体VANKが東海や独島などに関する誤記を正す活動を続け、世界地図における東海表記が3%から40%へ拡大しました。

ざっくりPOINT
VANKが1999年に設立され活動を開始
世界地図の東海表記が3%から40%に増加
VANKが光復80周年に合わせて新プラットホーム「Weform」
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東海表記拡大に対する日本側の反発と国際的な議論
韓国が推進する東海(トンヘ)表記の拡大は、国際的な注目を集める一方で、日本からは強い批判が寄せられています。

日本政府は「日本海」という名称が国際的に定着していると主張しており、国連や国際水路機関(IHO)でも公式には「日本海」が標準名称とされています。

そのため、韓国が「東海」の呼称を広めようとする動きについて、日本側は「歴史的・地理的な根拠に乏しい」と反論し、国際社会に向けて自国の立場を発信してきました。

教育や出版の現場でも対立は続いており、海外の教科書や地図に「東海」が併記される事例が増えると、日本の学者や政治家は「政治的意図に基づく名称変更の押し付けだ」として懸念を示しています。

さらに、観光やビジネス分野においても表記の違いが混乱を招く可能性が指摘されており、外交摩擦の火種となり続けています。

一方で、国際社会では「併記」を受け入れる動きも見られます。

特にアメリカの一部州では韓国系住民の働きかけにより、教育現場で「East Sea」の呼称を日本海と併記する法律が成立しました。

これに対し日本側は「地域社会における政治的配慮によるもの」として批判的な立場を崩していません。

呼称問題は単なる名称の違いではなく、歴史認識や国際的な影響力の競争という側面を持っています。

日本は現状維持を求め、韓国は是正を訴えるという構図は今後も続く見通しであり、国際機関やAIによる情報処理にまで影響が及ぶ可能性があります。

こうした摩擦は東アジアの外交関係における緊張要因の一つとして、長期的に議論される課題となるでしょう。

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K-POPと韓国文化を基盤としたネットフリックスアニメーション映画『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』が公開7週で1億5880万ビューを達成し、ネットフリックス歴代最多視聴アニメーションとなった。映画挿入曲「ゴールデン(Golden)」も米ビルボードメインシングルチャート「ホット100」で1位になった11日、記者と会ったVANKのパク・ギテ団長(51)は「最近『K-POPガールズ!』などKカルチャーブームで韓国に対する世界の人々の関心がいつよりも大きい」としながらも「2億人を超える全世界の韓流ファンがインターネットで接する韓国関連情報のうち相当数は依然として歪曲されたまま広まっているのが現実」と声を高めた。

「VANK」は海外の教科書・地図や主要サイトなどに誤って記載された韓国関連情報を是正する運動を続けてきた非政府団体(NGO)で、パク氏が1999年に自ら開設した大学生海外ペンパルサイトを基盤に開始し、今年で27年目を迎えた。草創期は東海(トンヘ、日本名・日本海)と独島(ドクト、日本名・竹島)の誤謬是正に集中していた。パク氏は「VANKの活動初期には海外で発行された世界地図のうち東海が表記されていたものは3%にすぎなかったが、現在は40%まで増えた」とし「設立当時、韓国は日本や中国に比べて『無名の国』だったが、韓流が大人気となり、正確に知らせるべき情報も歴史・文化などさらに多様化した」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f8b3e8885454f74a776da841c5e6a79b5a151b9b

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