自民党大阪府連、会長代行に松川るい参院議員

自民党大阪府連は青山繁晴会長の辞任を受け、松川るい参院議員を会長代行に選出しました。

ざっくりPOINT
大阪での自民党支持低下の背景
府連人事が国政へ与える影響
女性議員の役割拡大と課題
報道の詳細

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自民党大阪府連の再建と女性議員の存在感
自民党大阪府連は、近年大阪で勢力を拡大してきた日本維新の会との競争で苦戦を強いられています。

大阪選挙区では長年にわたり議席を確保してきたものの、都市部の若年層や無党派層の支持は維新に流れる傾向が強まりました。

維新は地域密着型の政策や改革志向を前面に押し出し、自民党に比べて地元の議会や首長との連携が強いことも優位に働いています。

こうした状況下で府連の舵取り役に就いた松川るい議員は、防衛省出身で外交・安全保障分野に強みを持つ人物であり、国政レベルでの発信力を活かしながら党勢回復を目指すとみられます。

一方で、組織の立て直しには地方議員との信頼構築や地域課題への具体的な取り組みが不可欠です。

女性議員の府連トップ就任は党内でも注目度が高く、多様な人材登用の象徴として評価される一方、結果を出すことが求められる重責でもあります。

府連の再建は大阪のみならず、全国における自民党の都市部戦略にも影響を与える可能性があります。

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松川るい参院議員が自民党大阪府連の会長代行に 参院選27年ぶり議席ゼロで青山会長辞任

自民党大阪府連は12日、青山繁晴会長の辞任を受け、会長代行に松川るい参院議員を選出したと発表した。新会長は11月以降に行われる府連大会で選出する予定。

7月の参院選で自民は大阪選挙区で27年ぶりに議席を喪失。府内の比例代表得票数は約48万3千票と、令和4年の参院選(約73万9千票)から25万票以上減らし、選挙区ではさらに10万票を逃した。責任を取る形で青山氏は会長を辞任していた。

https://www.sankei.com/article/20250812-5F53FS7CPFJTJD6LQZW5SQAOE4/?outputType=theme_election2025

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