元航空自衛隊航空幕僚長の田母神俊雄氏が、自身のX(旧Twitter)を更新。次期自民党総裁選で保守派の旗手として期待される高市早苗氏が仮に総裁に就任したとしても、自民党の抜本的な再生は不可能であるとの厳しい見方を示した。
- 田母神俊雄氏が、高市早苗氏が総裁に就任しても自民党の再生は困難との見解を表明
- 公明党との連立維持が保守政策の足かせになっていると強く批判
- 党内の保守派議員に対し、離党して新たな保守政党を結成するよう呼びかけ
田母神氏は、現在の自民党について「既にリベラル勢力、さらには反日的な勢力に乗っ取られているのではないか」と強い危機感を露わにした。
その最大の要因として挙げたのが、公明党との連立政権のあり方だ。

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「リベラル・反日に乗っ取られた」田母神氏の厳しい現状認識
「公明党と連立しなければ選挙で勝てない」という現状維持の論理が、自民党本来の保守的な主張を骨抜きにしていると指摘する。
特に、長年にわたり国土交通大臣のポストを公明党に明け渡している現状を挙げ、「これでは外国人による土地取得の制限など、国家の根幹に関わる政策は実現できない」と切り捨てた。
さらに田母神氏は、憲法改正や国家の自立、拉致問題の解決、減税、積極財政といった重要政策についても、自民党には「本気で取り組む意思がない」と断じている。
こうした状況を背景に、田母神氏は自民党を「やるやる詐欺政党」と痛烈に表現した。
国民に対して改革を訴えながら、実際には公明党への配慮を優先し、保守政策を棚上げし続けているという不信感がその根底にある。
高市早苗氏は、総務大臣や経済安全保障担当大臣を歴任し、党内でも屈指の保守派として知られる存在だ。
しかし、田母神氏の視点では、個人の思想信条がいかに保守的であっても、現在の自民党という組織の構造そのものが変革を阻んでいると映っているようだ。
「やるやる詐欺」と断罪 保守派議員への離党勧告の真意
田母神氏は、党内の保守派議員に向けても厳しいメッセージを送っている。
「自民党に留まっていても何も変わらない」と示唆し、離党した上で新しい保守政党を結成し、団結するよう促した。
元空幕長という経歴を持つ田母神氏のこの発言は、保守層の一部に根強い「自民党への失望感」を代弁するものとして、SNS上で大きな波紋を呼んでいる。
次期総裁選を控え、党内での主導権争いが激化する中、こうした外部からの厳しい批判がどのような影響を及ぼすのか、今後の動向が注目される。