「韓国料理はアジア最下位」台湾のSNS投稿が波紋、味の多様性を巡り賛否両論

0
130
「韓国料理はアジア最下位」台湾のSNS投稿が波紋、味の多様性を巡り賛否両論

台湾の若者向けSNS上で、アジア各国の料理をランク付けした投稿が大きな波紋を広がっている。

発端となったのは、若者向けSNS「Dcard」において、あるユーザーが独自に作成したアジア料理のランキングだ。

台湾SNSのランキング投稿が火種に、「韓国料理は単調」の評価も

投稿者は1位に台湾、2位にタイ、3位に日本、4位に中国、そして最下位に韓国を選出、「上位3位と下位3位の間には大きな隔たりがある」と主張した。

ニュースの要点⚡ 重要ハイライト
  • 台湾の若者向けSNSでアジア料理のランキングが投稿され、韓国料理が最下位に選ばれたことが話題となっている。
  • 投稿者は「辛いだけで味のバリエーションが少ない」と酷評し、ネット上では賛否両論の議論が巻き起こっている。
  • 一方で、韓国料理はグローバルに評価を高めており、発酵文化や多様なメニューの存在も改めて注目されている。

特に韓国料理に対しては、「特徴は辛いというだけ。コチュジャンは非常に単調な味で、揚げ物の食感も日本の天ぷらに及ばない」と手厳しく批判している。

Report coverage: 韓国料理は本当に“アジアで最下位”?台湾SNSでの議論が波紋

News22 Visual Archive • In-Depth Coverage

さらに、日本と韓国の料理概念の類似性に触れつつ、「日本の方が韓国よりも味のバリエーションに富んでいる」との見解を示した。

この投稿をめぐり、台湾のネットユーザーの間では賛否両論の議論が沸き起こっている。

「コチュジャンは色々な料理に使われているが、辛くないおいしい料理もたくさんある」「サムゲタンや韓国風豚足などは好きだ」といった擁護の声がある一方で、「基本は塩味、甘味、辛みだけで味のバリエーションが少ないのは確か」「韓国風のソースを絡めただけの料理が多くてくどく感じる」と投稿に同調する意見も少なくない。

一方で、韓国料理(ハンシク)の現在地を見ると、その評価は多面的な広がりを見せている。

韓流ドラマやK-POPの世界的浸透とともに、キムチやビビンバ、韓国チキンなどはグローバルに市場を拡大してきた。

韓国政府が2009年から推進してきた「グローバル・ハンシク」戦略により、海外の韓国料理店は大幅に増加し、欧米や東南アジアを中心に健康志向や発酵文化への関心から受け入れられている。

世界的な広がりを見せる韓国料理、辛さ以外の魅力と多様性

とりわけインスタント麺や冷凍食品の輸出は急成長を遂げており、2023年には韓国のラーメン輸出が過去最高を記録するなど、世界的な人気は衰えを知らない。

辛さ一辺倒というイメージの一方で、実際にはスープ料理や野菜料理、独自の煮込み文化など、多様な側面を持っているのも事実だ。

食文化に対する評価は個人の味覚や文化的背景によって大きく異なるため、今回のSNS上の議論も絶対的な優劣を示すものではない。

しかし、こうした議論が巻き起こること自体が、アジア各地の豊かな食文化や、それぞれの国が持つ味覚観の奥深さを改めて浮き彫りにする契機となっていると言えそうだ。