XユーザーのMi2さんがポストした画像によると、2025年東京都議会議員選挙における年代別の投票先の傾向が明らかになっています。
このデータは出口調査に基づいたもので、各年代ごとにどの政党に投票したかの割合を示しています。
10代・20代では「都民ファーストの会」が20%と最多で、「国民民主党」14%、「再生の党」12%と続きました。
一方、「自民党」は10%と、若年層の支持はやや低めです。
30代では都民ファーストがさらに伸びて27%となり、他の政党を大きく上回っています。
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高まります。
60代以降になると、自民党の得票率が上昇し、80代以上では25%に達しました。
逆に若年層で支持が高かった国民民主や再生の党は高齢層での支持が大きく低下します。
共産党や立憲民主党は各年代で比較的安定した支持を得ており、70代では共産党が15%、立憲民主党が13%と高めです。
全体を通じて、世代によって政党支持が大きく異なることが浮き彫りになっています。
話題のポスト
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若年層に浸透する地域政党の存在感
今回のデータから特筆すべきは、「都民ファーストの会」が10代から40代にかけて最も高い支持を集めている点です。
これは都政に特化した政策や発信が、若年層の関心を引きつけていることを示していると考えられます。
小池百合子都知事を中心とする都民ファーストの会は、地元密着型の政策やコロナ対策を通じて都民の信頼を得てきた経緯があります。
特に若年層にとっては国政よりも身近に感じられる政策やSNSでの発信が、支持の獲得に結びついていると見られます。
一方で、自民党は年齢が上がるほど支持が増加しており、特に70代以上の高齢層で強い支持基盤を維持しています。
これは伝統的な保守支持層の存在や、既存政党への信頼感の表れでもあります。
再生の党や国民民主党といった新興勢力は若年層では一定の支持を得ていますが、シニア世代には浸透していない傾向が見て取れます。
世代間で求める政策や価値観が異なることが、投票行動の違いに反映されているといえるでしょう。
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変化する有権者意識と今後の展望
この調査結果からは、東京都議選を通じて見えてくる世代間の政治的関心や政党への期待の違いが鮮明になっています。
特に都民ファーストの会が若年層から高い支持を受けている点は、国政中心の政党とは異なるアプローチが評価されていることを示唆しています。
若年層が求めているのは、実効性のある政策と、スピード感ある対応、そして透明性の高い政治姿勢です。
一方、高齢層においては依然として自民党の強い支持があり、安定志向や既存の政治体制への信頼が続いていると考えられます。
このような世代間の差は、今後の選挙戦略において重要なファクターとなるでしょう。
政党にとっては、世代ごとのニーズを的確に把握し、それに応じた政策や情報発信を行うことが鍵となります。
また、有権者も自身の生活に密着した視点で投票する傾向が強まっている中で、都政が果たすべき役割や影響力についての理解を深める必要がありそうです。
今回の結果は、単なる投票率の違いにとどまらず、これからの日本の政治を読み解く一つの手がかりとなるでしょう。
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【東京都議選】年代別の投票先 pic.twitter.com/cImN4X3zbD
— Mi2 (@mi2_yes) June 22, 2025
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