鰯さんがXで「子育てが終わった、もしくは子育てに終わりが近づいてきた先輩方にお聞きしたい。今だから言える、『もっとこうしておけば良かった、あぁしておけばよかった、あんなことしなければよかった。』ということ、ありますか」とポストしました。
この問いかけに、多くのユーザーが自身の子育ての経験を振り返り、コメントを寄せました。
綾女さんは「特に上の子にあんなに怒らなくても良かった」と後悔を述べ、アルバムを見てハッとした気持ちを吐露しました。
「こんなに幼くて小さな子に何をあんなに怒ってたんだろうって」と振り返ります。
らめるさんは「転んだ時に『痛くない、痛くない』ではなく、『大丈夫?痛かったね』とまず寄り添うべきだった」と語ります。
けるるろんさんは「中学受験をさせなければ良かった」「もっと褒めてあげたかった」と、子どもへの接し方や教育方針に関して複数の後悔を綴りました。
いちこさんは「日常の動画をもっと撮っておけば良かった」とし、成長過程の記録がいかに貴重だったかを実感しています。
また中村岳氏は「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくこの連続こそが子育て」と、育児の終わりが知らぬ間に訪れることの意味を詩的に表現しました。
子育てが終わった、もしくは子育てに終わりが近づいてきた先輩方にお聞きしたい。今だから言える、「もっとこうしておけば良かった、あぁしておけばよかった、あんなことしなければよかった。」ということ、ありますか。
— 鰯 (@chononeko) June 2, 2025
共感を呼んだ「子育ての後悔」ポストの背景
今回のポストがこれほど多くの共感を集めた背景には、子育てがいかに時間的制約や精神的負担の中で行われるかという現実があります。
親たちは日々の忙しさや不安の中で最善を尽くそうとしながらも、時間が経ってから「もっと優しくできたかもしれない」「もっと一緒に楽しめば良かった」と後悔することが多くあります。
特に子どもが成長して手を離れるようになると、当時の行動や言葉が客観的に見えるようになり、「あの時は仕方なかった」と思う一方で、「でも、もう少し違った方法もあったかもしれない」と感じるようです。
SNSという場がその思いを共有する場となり、同じような経験を持つ人々が共鳴し合うことで、さらに多くの声が集まる構造となっています。
子育ての「今」を大切にする気づき
この一連のやり取りから得られる教訓は、子育てにおいて「完璧」である必要はなく、「今ここ」に意識を向けることの大切さです。
将来振り返ったときに「後悔」が浮かぶのは避けられないかもしれませんが、それは親が真剣に子どもと向き合ってきた証でもあります。
一方で、今まさに子育てをしている人々にとっては、先輩たちの声は大きなヒントになります。
抱きしめる、共感する、記録を残す――その一つひとつが、将来の自分への贈り物になるのかもしれません。
失敗や反省もまた、子育ての大切な一部であり、それを共有することが次の世代の親たちへの支えとなっていきます。
こんな人不足の時代が来るなら、仕事なんかやめて子供といてやればよかった。もっとゆっくり、いろんなこと待ってやれば良かった。
小3になったぐらいから、パートに出るでも、よかった気がする。せっかく進学費用貯めたけど、学ぶ気なんてないらしい。。。。…— nekota nyaronosuke (@nyaronosuke) June 3, 2025
動画たくさん撮る。一緒に若いお母さんお父さんの動画や写真も。
遠く行かなくていいから、一緒に子供のやりたいこと。お菓子づくりとか工作、親がリードするんじゃなくて見ててあげて一緒にやる。
キャンプ行く。←後から実は行きたかったと言われた。
"絶対に嘘はつかない"を通したら、信頼すごい。— 清水ともみ (@swim_shu) June 3, 2025
もっともっとたくさん抱きしめればよかった
もっともっとたくさん話を聞いてあげればよかった
もっと一緒のお布団で寝たかった— Aco (@4jyu9) June 2, 2025
ない!大満足!楽しかった!
— とんどん (@puyodora) June 3, 2025
中学受験なんてさせなければ良かった。受験のために時間やお金を使うより、家族旅行やいろんな体験に使えば良かった。
もっと褒めてあげたら良かった。抱きしめたら良かった。大好きだと、愛してるよと言葉にして伝えれば良かった。
もっと注意深く、子供の気持ちを聞いてあげれば良かった。— けろろろん (@yumeututuujyu) June 2, 2025
子供だけじゃなく自分も入ってる写真がもう少しあればよかったかもーと思っています。
ちょっと主旨違うかもですが— 秋田犬 こまち。 (@kinakomachi98) June 2, 2025
母が価値観を押し付けてきて常に監視してる毒親だったので、そうならないように自由にさせたのは良かったけど、早めに社会人になった時自己実現できる足しになるような体験を色々させて進路を考えられるようにしてやった方がよかったかな…
私と同じく漫然と大学を出て普通の会社員になってしまった
— まりえ🕊 (@newstep162) June 2, 2025
たくさんの絵や工作、できた時点で子どもも一緒に写真撮ればよかったなと思います。増えすぎた作品を処分する時作品を写真に残してもなにか足りないので。
— blancpages (@tspkz1979) June 3, 2025