栃木県宇都宮市と芳賀町を走る次世代型路面電車『LRT』と、乗用車との接触事故が相次いでいます。
17日午後2時45分ごろ、宇都宮市の県道を走行中のLRTが、右折待ちで止まっていた乗用車の右側のドアミラーと接触。乗用車に乗っていた人や、LRTの乗客約160人にけがはありませんでした。この事故で、LRTは、一時、運転を見合わせました。
運行する宇都宮ライトレールによりますと、運転士が、目測を誤ったことが原因だということで、各運転士には、怪しいと思ったら、警笛を鳴らすなど、注意して運転するよう通達したということです。
先月26日に開業したLRTですが、事故は、これで3度目。今月1日と5日にも車と衝突しています。
11日には、事故が相次いだことを受け、警察や運行会社の職員らが、事故防止の呼び掛けを行っていました。